...否、独り英、独、露、仏のみとは言わぬ...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...思わず独りで笑ったりする事がありました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」
...例えば数学が物理学に較べてより単純でありより独立であるとしよう...
戸坂潤 「科学方法論」
...それでなくても資本による特許権の独占は排他的なのだから...
戸坂潤 「技術の哲学」
...日本が好きで遥々(はるばる)独乙から...
中原中也 「散歩生活」
...見て来て貰いたいが」「ヘエ――」「それが下手人かも知れない」平次が独り言のように言うと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そういう孤独な、屈托(くったく)のない日々の中で、菜穂子が奇蹟のように精神的にも肉体的にもよみ返って来だしたのは事実だった...
堀辰雄 「菜穂子」
...――樽野は此処の家では独りで後架へたつのが厭だつた...
牧野信一 「鶴がゐた家」
...――これ小文枝の独創なるや...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...独り京水は過去帖を獲るまでその齢(よわい)を算することが出来なかった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...いかなる独創もあり得ないであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...同時に一面に於て、かような形勢に対する大統領の決意を早くも察知しましたウオール街の金権、資本家連中は、直ちに西比利亜(シベリア)出征米国司令官、日本、及び支那駐在の米国使臣と秘密裡に交渉を重ね、又、他方面には英国愛蘭(アイルランド)の独立運動に潜入せるJ・I・Cの密偵首領と十分なる協議を遂げた後(のち)、露西亜(ロシア)と、独逸と、支那の反乱を助けて、三国を米国資本の支配下に置くべき方針を決定し、モルガン一派と相前後してウィルソン大統領にこの旨を進言しました...
夢野久作 「暗黒公使」
...町外れの一軒屋に開業している西木という独身の獣医が在る...
夢野久作 「無系統虎列剌」
...独りで気概を昂(あ)げていたが...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...独りで泣く泣くどこかへ出て行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...独龍岡(どくりゅうこう)の大旦那の御門へ送りこむからそう思え」「何を」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...反省の彼と「独行道」の言葉彼以前にも...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...おのおの独特な形で...
和辻哲郎 「すべての芽を培え」
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