...この理由も知れぬ葉子の狂体に驚いたらしかった...
有島武郎 「或る女」
...狂体十首を評したのである...
長塚節 「十日間」
...まるで夢遊病者のような狂体を演じようとしている...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...狂体また文学に属す...
正岡子規 「俳諧大要」
...九は狂体もしくはしやれ滑稽に属するものなり...
正岡子規 「俳諧大要」
...和歌よりやや狂体に転じた一種の――」「面白い...
山本周五郎 「其角と山賊と殿様」
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