...物詣(ものまうで)の女房 御覧なさいまし...
芥川龍之介 「往生絵巻」
...物詣(ものもう)での姫君に見とれていたらしい...
芥川龍之介 「桃太郎」
...物詣(ものもう)でに来たらしい女房が一人...
芥川龍之介 「藪の中」
...物詣する都女(みやこめ)の歩みものうき彼岸會や...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...物詣(ものまうで)する都女(みやこめ)の歩(あゆ)みものうき彼岸會(ひがんゑ)や...
薄田淳介 「白羊宮」
...傳送文書・賜遺之物詣女王...
陳壽 「魏志倭人傳」
...物詣での町内附き合ひもさせてくれねえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――こちらの物詣(ものもうで)は穢(けが)れが出来たので止めた」などど書いてある...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...数年このかた物詣(ものもうで)などするにつけてもどうかもう一人ぐらい女の子でもお授け下さるようにとお祈りし続けていたが...
堀辰雄 「ほととぎす」
...祭や物詣(ものもうで)などにその少女が珍らしがって往きたそうにしているので...
堀辰雄 「ほととぎす」
...或殿上人の車を女房達の借て物詣でしけるが約束の程過て道の遠くなるを腹立つなりけり...
南方熊楠 「詛言に就て」
...物詣(ものもう)でに行く前夜であるらしい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ある時信康は物詣(ものもう)でに往った帰りに...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...近い道を物詣(ものまい)りにでも歩くのなら...
森鴎外 「山椒大夫」
...本来は物詣(ものまい)りの帰りに求めてくるのが主であって...
柳田国男 「こども風土記」
...遠くへ物詣(ものまい)りをするような場合がそう早くからあったはずもなく...
柳田国男 「こども風土記」
...一年に一どの物詣(ものまい)りにつき合うだけ...
柳田国男 「母の手毬歌」
...人に連れられて物詣(ものまい)りに行く途中...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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