...最近は物価騰貴で、生活費がかなりかかる...
...物価騰貴が続いているため、家計の見直しが必要だ...
...物価騰貴により、新車を購入するのが難しくなった...
...物価騰貴の影響で、インフレーションが懸念されている...
...物価騰貴に対応するため、給与のアップが必要だ...
...誰が見ても物価騰貴の今日この頃...
薄田泣菫 「茶話」
...物価騰貴、木炭の値上りは寒がりの私にはたこ(マヽ)へる、白米が一升につき一銭あがつて、三十二銭(私はいまだ米を高いと思つたことはない)...
種田山頭火 「其中日記」
...物価騰貴――日用品が高くなるのは私にもこたえることである...
種田山頭火 「其中日記」
...今日の買物――弐十弐銭 酒二杯┌三十五銭 白米一升└十八銭 平麦一升弐十弐銭 煮干五十目十銭 赤味噌百目十銭 餅七ツ二銭 沢庵漬一本三十弐銭 なでしこ大包一個壱円弐十銭 木炭一俵八銭 バツト一物価騰貴...
種田山頭火 「其中日記」
...B君は黙って聞いてしまってから物価騰貴と月給の話をした...
寺田寅彦 「電車と風呂」
...幕府は財政に窮乏し、随(したが)って窮乏すれば、随って金銀吹換(ふきかえ)に托して、悪性の貨幣を鋳造し、これを鋳造するに随い、物価騰貴し、小民を疚(やま)しめたり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...物価騰貴の経済学的説明は貨幣数量説とか何とか色々あるそうであるが...
戸坂潤 「挙国一致体制と国民生活」
...物価騰貴であったことは云うまでもない...
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」
...併しとに角インフレーション=物価騰貴の最も末端のファクターは削られたわけだから...
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」
...国内的物価騰貴が投機思惑によるものであるかのような云い方は...
戸坂潤 「社会時評」
...だが物価騰貴が、急激に増大した国家予算と、それの実施に伴う大局に於て売買者の主観と独立な需給関係の結果、とそれから対外為替相場の下落とに基くという民間の説は、嘘なのだろうか...
戸坂潤 「社会時評」
...此十数年来の物価騰貴(き)に伴(つ)れて...
夏目漱石 「それから」
...物価騰貴のおりから苦しんでいる妹を持っているので...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...外国貿易以来諸物価騰貴し...
服部之総 「志士と経済」
...近頃のような物価騰貴(ぶっかとうき)では...
火野葦平 「糞尿譚」
...物価騰貴を防ぐ法といふ講演が材料...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...本年は、画期的な生産拡大による労働力の需要増と、物価騰貴、熟練工引止めなどの理由から、一般に賃銀は高くなった...
宮本百合子 「新しい婦人の職場と任務」
...物価騰貴は貨物の価値に影響を及ぼす何ものかによるのであって...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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