...「ある時翁の物がたりに...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
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上田敏 「まちむすめ」
...その物がたりは、こんどは本部の人々の顔をまっ青(さお)にかえた...
海野十三 「宇宙戦隊」
...其所に近き辺(ほと)りの友人(いうじん)が此頃(このごろ)の事とてさきのとし物がたりせり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...物がたり吹(おくび)まじりに...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...スサノオの命(みこと)のヒノカワカミの物がたりのように...
津田左右吉 「日本歴史の特性」
...よろこびとまた無邪気なる物がたり...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...寝物がたりとは申伝ふるなり...
中里介山 「大菩薩峠」
...源氏物がたりを千古の名物とたゝゆるはその時その人のうちあひてつひにさるものゝ出来(いでき)にけん...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...物がたりめきて床(ゆか)しかりし...
樋口一葉 「あきあはせ」
...静かに浮世(うきよ)の外(ほか)の物がたりなど言ひ交はしつるはと...
樋口一葉 「あきあはせ」
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樋口一葉 「さをのしづく」
...おもしろき物がたりの中に様々教へを含くめつ...
樋口一葉 「雪の日」
...食べる物がたりないんだぜ?友吉 世界中の人たちが...
三好十郎 「その人を知らず」
...住居してもよしと思候と物がたり候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...籾木新右衛門と云へる人の物がたりに...
柳田国男 「山の人生」
...喰べ物がたりないなと思うときに限って...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...物がたりは、ここから支(わか)れて、春日新九郎の身に移ることとなる...
吉川英治 「剣難女難」
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