...かの西洋人はシナ人の牛尾髪を垂るるを見て...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...やはり牛尾髪を結びあるいは垂るるも...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...猶(なほ)麕身(きんしん)牛尾(ぎうび)馬蹄(ばてい)のものを捉へて麟(きりん)といふが如し...
夏目漱石 「人生」
...牛尾菜(しおで)という草を必ず用いる...
柳田国男 「年中行事覚書」
...石見(いわみ)の牛尾三千夫君なども早くからこれに注意しているから...
柳田国男 「年中行事覚書」
...名は牛尾大六というそうで...
山本周五郎 「雨あがる」
...牛尾大六と共に出ていった...
山本周五郎 「雨あがる」
...「よろしかったら唯今でも結構です」「では御迷惑でもあろうが」主膳が声をかけると牛尾大六が来た...
山本周五郎 「雨あがる」
...ちょうど土間へ牛尾大六が入って来るところだった...
山本周五郎 「雨あがる」
...「いや此処で失礼します」牛尾大六は多少いまわしそうに...
山本周五郎 「雨あがる」
...残念ながらこの話は無かったものとお思い下さるように」牛尾大六は白扇の上に紙包を載せ...
山本周五郎 「雨あがる」
...牛尾大六は辟易(へきえき)し...
山本周五郎 「雨あがる」
...山科の平野は雲に蔽われた牛尾山の裾から開けて来た...
横光利一 「旅愁」
...牛尾元貞(うしおもとさだ)を向けたが...
吉川英治 「新書太閤記」
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