...人生の苦しみに達観することが大切だ...
...彼は若いうちに達観した人物だ...
...まだ若いけれど、彼女はすでに達観している...
...彼は自分自身に対しても、周りの人に対しても達観している人だ...
...経験を積むことで、人は達観するようになる...
...もう間もなく大勢を達観して...
石原莞爾 「最終戦争論」
...こういう時代の大きな意義を一日でも早く達観し得る聡明な民族...
石原莞爾 「最終戦争論」
...大勢を達観して方針を確立して大衆に明確な目標を与え...
石原莞爾 「戦争史大観」
...防空対策についても真に達人の達観が切要である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...生死を達観して、人生永遠の生命に目覚(めざ)めることが、なんといってもいちばん大切です...
高神覚昇 「般若心経講義」
...達観したる師匠である...
太宰治 「古典竜頭蛇尾」
...すべての不可能事や石の壁を達観しながら...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...それで自分だけはすこぶる達観したような面構(つらがまえ)をしているのはちょっとおかしい...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...達観しない証拠には現に吾輩の肖像が眼の前にあるのに少しも悟った様子もなく今年は征露の第二年目だから大方熊の画(え)だろうなどと気の知れぬことをいってすましているのでもわかる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...全体を達観することが出来ない...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...作者の主観に足場をおいて達観すれば...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...達観を主観的にしているからです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どんなにでも達観したようなことが云えますよ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...それで達観したようなことを云った...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
...達観「御陣形変えのお布令ですっ」「陣立更えですぞっ」百足(むかで)の旗さし物を背にさした騎馬武者が幾人も...
吉川英治 「上杉謙信」
...貴殿の運命と達観して...
吉川英治 「江戸三国志」
...生死の達観を見かけたが...
吉川英治 「松のや露八」
...彼らは遠くを達観することの出来ない勇猛一途の連中で...
和辻哲郎 「鎖国」
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