...その牙には孔があつて...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...この時葡萄牙(ポルトガル)人我が種子島(たねがしま)に来て小銃及び火薬を伝えた(小銃の事を当時は種子ヶ島(たねがしま)と言ったものである)...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...牙彫り全盛時代といってもよろしい位...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...葡萄牙(ポルトガル)国に到り客死(かくし)したるものあり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...西班牙(スペイン)に固有の橙紅色(とうこうしょく)あり...
永井荷風 「一夕」
...譬(たと)へば和蘭(オランダ)のレンブラント仏蘭西のコロオ西班牙(スペイン)のゴヤとまた仏国の諷刺(ふうし)画家ドオミエーとを一時に混同したるが如き大家なりとなせり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...牙(きば)に当る限りは噛み散らし...
中里介山 「大菩薩峠」
...それから象牙の紙切ナイフとを買ってこられたことがある...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...ただこの象牙と竹を接ぎ合わした札を二三枚貰って来たかった...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...この脇差と牙彫(けぼり)の根附(ねつけ)を一つ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...象牙(ぞうげ)の...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...その著西班牙植物図説一と二の説に明かなれば...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...生れつきの歯が脱けると象牙製の歯を用いるように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「めしだって鬼の牙(きば)みたいにぱりっと炊(た)いたのをさ...
山本周五郎 「青べか物語」
...ただ白い牙(きば)をだして唇を咬んでいた...
吉川英治 「三国志」
...犬神の牙が踵を尾(つ)けて離れないのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...きっと牙(きば)が生えるんです...
吉川英治 「源頼朝」
...これは牙(きば)の抜いてない獅子の児だからな...
吉川英治 「宮本武蔵」
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