...大陸の版図を拡大するための戦争が起きた...
...彼女はビジネスの版図を広げるために海外進出を計画している...
...日本の版図は四方を海に囲まれている...
...アフリカ各国が独立後、それぞれの版図を確立し始めた...
...時代によって、国家の版図は拡大することも縮小することもある...
...天下の論鋒ようやく進みて政教の版図に入り...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...硯友社の客将として主宰する『新著月刊』を硯友社の新版図(しんはんと)に献じた...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...すこしずつでも言葉の版図を拡げて置こう...
梅崎春生 「庭の眺め」
...方八五〇万英里の版図を有し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...余はかの帝国の版図を張り...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...版図もとより偏少にしてこれをもって各国に雄視するに足らざるはもちろんなりといえどもその位置の便宜を得...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...武備の版図全局に膨脹してまた他に立錐(りっすい)の余地を剰(あま)さず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...今や田虫の版図は径六寸を越して拡(ひろが)っていた...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...この四月までに出版後一月で日本の出版図書のカードが印刷され得るところまで到達する予定である...
中井正一 「国会図書館の窓から」
...そういう風に世界各国の菓物が我邦の版図内(はんとない)で出来るのですから充分に種類を改良して上等の物ばかり産出させたら菓物は我邦の一名物になりましょうけれども世人(せじん)がまだ菓樹(かじゅ)の培養に重きを置かないのは遺憾千万(いかんせんばん)です」とまたしても長講釈...
村井弦斎 「食道楽」
...今日日本の全版図(ぜんはんと)にわたって...
柳田国男 「年中行事覚書」
...全版図の約半分の虎杖方言はこれで一先(ひとま)ず分ったとして...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...彼の版図(はんと)に収められてしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
...参遠駿(さんえんすん)の自領に接続している甲信二州への版図拡張(はんとかくちょう)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...その版図(はんと)の増大に伴って...
吉川英治 「新書太閤記」
...その版図(はんと)は...
吉川英治 「平の将門」
...帝国を征服したというよりもむしろ帝国の版図内に入り込んで宿営したと云う方が当っている...
和辻哲郎 「鎖国」
...ローマ帝国の版図を東方・南方・西方に亘ってゲルマン人以上に広く侵蝕したのはアラビア人であるが...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索