...大陸の版図を拡大するための戦争が起きた...
...彼女はビジネスの版図を広げるために海外進出を計画している...
...日本の版図は四方を海に囲まれている...
...アフリカ各国が独立後、それぞれの版図を確立し始めた...
...時代によって、国家の版図は拡大することも縮小することもある...
...追へば即ち山に入つた蝦夷族の版図たりし奥州...
太宰治 「津軽」
...けだしこの版図は実に英雄武を用うるの地なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...余はかの帝国の版図を張り...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...版図もとより偏少にしてこれをもって各国に雄視するに足らざるはもちろんなりといえどもその位置の便宜を得...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...その版図を開きしものそれ幾何(いくばく)ぞ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...そういう風に世界各国の菓物が我邦の版図内(はんとない)で出来るのですから充分に種類を改良して上等の物ばかり産出させたら菓物は我邦の一名物になりましょうけれども世人(せじん)がまだ菓樹(かじゅ)の培養に重きを置かないのは遺憾千万(いかんせんばん)です」とまたしても長講釈...
村井弦斎 「食道楽」
...最大の版図が、水の砂に吸われるように滅びた...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...版図の大を誇る鼻の一団は...
夢野久作 「鼻の表現」
...東洋の墨はますますその版図を拡張した...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
...彼がヨーロッパ三百万の兵士を殺して贏(か)ち得た彼の版図の強大な力であったから...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
...今や田虫の版図は径六寸を越して拡っていた...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
...新たに魏の版図(はんと)に加えられたので...
吉川英治 「三国志」
...信長はいながら毛利の版図(はんと)を俯瞰(ふかん)していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...参遠駿(さんえんすん)の自領に接続している甲信二州への版図拡張(はんとかくちょう)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...版図(はんと)の推移を見ようとするなら...
吉川英治 「新書太閤記」
...その版図(はんと)は...
吉川英治 「平の将門」
...帝国を征服したというよりもむしろ帝国の版図内に入り込んで宿営したと云う方が当っている...
和辻哲郎 「鎖国」
...ローマ帝国の版図を東方・南方・西方に亘ってゲルマン人以上に広く侵蝕したのはアラビア人であるが...
和辻哲郎 「鎖国」
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