...夢遊病者が近所をさまよっていたそうです...
...私の親戚には幼い頃、夢遊病者がいたそうです...
...夢遊病者の話を聞くと、不思議な感じがします...
...彼は夢遊病者だったので、周囲には配慮しなければなりませんでした...
...夢遊病者の方が事故に巻き込まれないように、家族は心配しています...
...此夢遊病者のやうな生活の或場面とか或語とかの回想は...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...客席から夢遊病者のようにふらふらと舞台へあがって来た青年こそ...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...そしてまるで夢遊病者のように...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...このあたりの行為は夢遊病者に似てゐる...
種田山頭火 「其中日記」
...さながら彼女は自然に浮かれた夢遊病者であった...
徳田秋声 「仮装人物」
...夢遊病者みたいな状態になるのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...夢遊病者の世界はこんなだかも知れない...
豊島与志雄 「未来の天才」
...「この人は夢遊病者かしら...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...私自身が先驅者とならうとは!七 夢遊病者それから豫期しなかつた辛勞と困憊の十三時間が續く...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...まるで夢遊病者のような変な狂態を演じようとしている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...[83] おやすみ……寝ずの番をします 一八一九に作られたヴォードヴィル「夢遊病者」のロマンス...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...ザリは狂信者、夢遊病者だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...ほとんど夢遊病者のように動かない表情で...
三好十郎 「胎内」
...そんなにまで打ち拉がれた夢遊病者同様の人間が...
夢野久作 「殺人迷路」
...夢遊病者本人が負うべき場合甚だ些(すく)なく...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...夢遊病者が描き現わした一種特別の惨劇と見る事が出来るのです...
夢野久作 「一足お先に」
...ここで自分たちの中に起っていることのすべては夢遊病者の夢中での出来事だと思った...
横光利一 「旅愁」
...まあ暫く夢遊病者(ノクタンビユウル)になつて夢に引きずられて居やう...
與謝野寛 「素描」
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