例文・使い方一覧でみる「片々たる」の意味


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...況(いはん)や片々たる批評家の言葉などを顧慮してかかつてはいけません...   況や片々たる批評家の言葉などを顧慮してかかつてはいけませんの読み方
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」

...片々たる批評家の言葉の為にも...   片々たる批評家の言葉の為にもの読み方
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」

...心にもないこんな片々たる仕事をして...   心にもないこんな片々たる仕事をしての読み方
相馬泰三 「六月」

...三度松山に帰省した間の片々たる記憶である...   三度松山に帰省した間の片々たる記憶であるの読み方
高浜虚子 「子規居士と余」

...唯片々たる叙写のように見えていて...   唯片々たる叙写のように見えていての読み方
高浜虚子 「俳句への道」

...相手が片々たる雑誌記者だと侮ったのかも知れないが...   相手が片々たる雑誌記者だと侮ったのかも知れないがの読み方
谷崎潤一郎 「蘿洞先生」

...蝶影(てふえい)片々たる閑庭異様なる花香(くわかう)の脉々として漂へるを知るべし...   蝶影片々たる閑庭異様なる花香の脉々として漂へるを知るべしの読み方
永井荷風 「来青花」

...何んな片々たるものでも妙にはつきりと憶えてゐるものだね...   何んな片々たるものでも妙にはつきりと憶えてゐるものだねの読み方
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」

...私の魂も夢も片々たる白い蝶々と化して...   私の魂も夢も片々たる白い蝶々と化しての読み方
牧野信一 「ゾイラス」

...一木一草――ほんのかりそめのいと片々たる雑艸(ざっそう)までが立派に明日の糧(かて)となった...   一木一草――ほんのかりそめのいと片々たる雑艸までが立派に明日の糧となったの読み方
正岡容 「小説 圓朝」

...片々たるものにはつくし切れないのね...   片々たるものにはつくし切れないのねの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...此(かく)の如くにして集めた片々たる事実を...   此の如くにして集めた片々たる事実をの読み方
森鴎外 「津下四郎左衛門」

...片々たる才子に移ったわけで...   片々たる才子に移ったわけでの読み方
柳田国男 「故郷七十年」

...これら片々たる小印刷物もまんざらバカにならぬ代物...   これら片々たる小印刷物もまんざらバカにならぬ代物の読み方
山本笑月 「明治世相百話」

...たとへば片々たる短篇のうちにも私はたゞよはせてみたいし...   たとへば片々たる短篇のうちにも私はたゞよはせてみたいしの読み方
吉川英治 「折々の記」

...片々たるおたがひの“いのち”の影である...   片々たるおたがひの“いのち”の影であるの読み方
吉川英治 「折々の記」

...また片々たる落葉の脆(もろ)さに似てしまう...   また片々たる落葉の脆さに似てしまうの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...片々たる葉っぱのことではなく...   片々たる葉っぱのことではなくの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

「片々たる」の書き方・書き順

いろんなフォントで「片々たる」


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