例文・使い方一覧でみる「煮え切らない」の意味
スポンサーリンク...煮え切らない考え方は改める必要がある... 
...彼の態度はいつも煮え切らない...
...煮え切らない決断をするよりも、まずは情報収集をしてみよう...
...煮え切らない麺は、美味しくないことが多い...
...煮え切らない態度では、信頼されることはない...
...そう思うと岡の煮え切らないような態度が歯がゆくもあった...
有島武郎 「或る女」
...戸外に煮え切らない番頭の返事を永く聴いていてはとても堪らぬ...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...道中の時の煮え切らない挨拶とは違って...
中里介山 「大菩薩峠」
...実に煮え切らないポリネシア的な紛争だ...
中島敦 「光と風と夢」
...自分は煮え切らない生（なま）返事をしておいた...
夏目漱石 「行人」
...いかにも煮え切らないよ」重吉は小さな声でそうかなと言って...
夏目漱石 「手紙」
...僕が煮え切らないまた捌（さば）けない男として彼女から一種の軽蔑（けいべつ）を受けている事は...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...第一はいつまでも煮え切らない代りに...
夏目漱石 「明暗」
...「さうは言はないが――」平次は煮え切らない返事をして背を見せました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...が――」「手代の福松に娶合せるだろうと世間では言っているようですが――」「私もそんことを考えていましたよ」「妹のお雪さんの方は？」「これも決ってはいませんが――」主人の調子には妙に煮え切らないところがあります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手つ取早く決めるわけに行かない」「――」「煮え切らない心持で日をくつてゐると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こんな煮え切らない苦みをなめさせられるより...
野村胡堂 「焔の中に歌う」
...』『なんて煮え切らない子だろう！』エピミーシウスが家を出て行く時...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...お上（かみ）は例の通り煮え切らないでいるし...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...想像の中の父はいつも不機嫌な煮え切らない態度でむっつりとしている...
矢田津世子 「父」
...なんていう煮え切らない漢（おとこ）だろう」と...
吉川英治 「三国志」
...が、知事はなお、煮え切らない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...煮え切らないでいる仲間と』『ウム...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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