...彼女が昨日来たとき、照応詞が複雑でした...
...先週のテストで、照応の問題が出題された...
...その小説は、登場人物の照応が上手く使われていた...
...照応が間違っていると、文章の意味が通じなくなる...
...この論文では、照応に関する新しい発見が述べられている...
...その原型の模型にどれだけ照応するかの程度によって各評価者の価値判断が極(きま)るのであろう...
寺田寅彦 「文学の中の科学的要素」
...諸知識は実在の体統に照応すべく体系づけられ組織的に組み合わされる...
戸坂潤 「科学論」
...自分にとって必要な限りの現実界の部分に照応しているだけの世界観の部分を取り出し...
戸坂潤 「科学論」
...如何に社会の階級対立に照応していたか...
戸坂潤 「科学論」
...国交断絶に照応する戦時動員はないわけであるから...
戸坂潤 「挙国一致体制と国民生活」
...照応するものだった...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...夫々の国に於けるファシズムはかくてその進行する目標から見て略々同一の又相照応した地点を指しているということが出来る...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...大衆の軍事知識の常識化と照応して...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...日本の哲学界・思想界・乃至文化圏・が今日相当発達したという事情に照応するものと推定することが出来るだろう...
戸坂潤 「読書法」
...又ファシズムが照応している処の現下の資本制機構にどう役立てられるかを...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...一定の対応照応の関係がある...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...月夜の湖畔のそぞろ歩き、それも二度と出来るかどうか分らない私達ゆえ、出かける時に、それにふさわしいしっとりした言葉のやりとりが、感情の照応が、あってもよい筈だった...
豊島与志雄 「山上湖」
...無限に照応しあうので...
久生十蘭 「泡沫の記」
...印刻の物理的な状況と照応して...
久生十蘭 「魔都」
...発句に照応して反古ならぬとは言ひたり...
正岡子規 「俳諧大要」
...この事に照応する一節がある...
三好十郎 「恐怖の季節」
...照応を打ち壊されることなぞはめったに無い...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...笛の舞を舞い出した時の気分と照応した謡を謡い出す...
夢野久作 「能とは何か」
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