...彼女が昨日来たとき、照応詞が複雑でした...
...先週のテストで、照応の問題が出題された...
...その小説は、登場人物の照応が上手く使われていた...
...照応が間違っていると、文章の意味が通じなくなる...
...この論文では、照応に関する新しい発見が述べられている...
...この無意味なような插入が最後の「自由」のシーンと照応して生きてくるように思われる...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...しかしそれだけであってこのギバの他の属性に関する記述とはなんら著しい照応を見ない...
寺田寅彦 「怪異考」
...その原型の模型にどれだけ照応するかの程度によって各評価者の価値判断が極(きま)るのであろう...
寺田寅彦 「文学の中の科学的要素」
...そうした云わば任意の断片的な実在部分に照応する反映が単に所謂知識(Wissen)と呼ばれるものだ...
戸坂潤 「科学論」
...如何に社会の階級対立に照応していたか...
戸坂潤 「科学論」
...それ故例えば経済学の根本概念は物理学の根本概念と、直接に照応し、之とイデオロギー的交流を有つことが出来る...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...当時(十七世紀)の科学の水準に照応して...
戸坂潤 「辞典」
...尤もブルジョアジーの文明意識に照応する社会契約説さえが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...処でこの家族主義的原始化に照応する神秘主義は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...統制は常に一国主義的な支配様式に照応するものであったのだから...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...丁度軍部団自身が日本主義的軍国意識の主体であったのに照応して...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...実在たるリアリティーに対応照応するリアリティーが認識の内に再現するならば...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...月夜の湖畔のそぞろ歩き、それも二度と出来るかどうか分らない私達ゆえ、出かける時に、それにふさわしいしっとりした言葉のやりとりが、感情の照応が、あってもよい筈だった...
豊島与志雄 「山上湖」
...かく言ひては「雨とふらせて」と照応するためにこの蛇足の語を加へたる痕跡(こんせき)歴々として余り見つともなく候...
正岡子規 「人々に答ふ」
...ここへ詫に出る主計之助がやはり酒乱にて誤をなせりといふも照応して好し...
三木竹二 「明治座評」
...わが新世界とは照応しない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そこにはすばらしい関係照応があって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この章の書き出しのパラグラフとここは立派な照応を示している...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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