...もってわが家の焼尽し行くさまを眺めんかな...
大杉栄 「獄中消息」
...両個の木片を焼尽す現象をば...
高木敏雄 「比較神話学」
...道の両側の焼尽された廃墟のあとに...
高浜虚子 「丸の内」
...神田というような目抜きの場所は悉(ことごと)く焼尽してしまって...
高浜虚子 「丸の内」
...時折何ものも焼尽(やきつく)す火のように燃え上るおりがございましょう...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...現象と本体との区別を焼尽せんがためである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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