...その詩魂の持ち方において...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...詩魂のない末流俳句が歓迎された天明(てんめい)時代に...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...その戸の透間から目に見えぬ詩魂が朝に晩に抜け出して来ては私に耳語する...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...私は彼の幾つかの不思議な詩魂に充ちた作品を傑作として認めされ...
牧野信一 「創作生活にて」
...汲めども尽きぬ芳ばしい詩魂に満ち溢れてゐる...
牧野信一 「真夏の夜の夢」
...たしかに詩魂は生活の宝です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...詩魂の尊さは、そのような渇(か)れない進歩が最近の詩集にもうかがわれることです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...人の悲腸(ひちょう)に詩魂(しこん)を叫ばすのであろうか...
吉川英治 「私本太平記」
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