...「でうす」無量無辺の御愛憐は...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...完たく無量無辺四劫に亘るの天寿(てんじゆ)を呼吸して合一す...
石川啄木 「閑天地」
...観世音に無量無辺の福徳ましまして...
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」
...実に無量無辺の深い意味が含まれているのですから...
高神覚昇 「般若心経講義」
...無量無辺の法悦だ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「熊」
...昔雪山下に雑類無量無辺の諸獣ありて馳遊す...
南方熊楠 「十二支考」
...おもしろい、不可思議な、無量無辺の塵だ...
夢野久作 「塵」
...無量無辺に重なり合っている...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...無量無辺の罪業の数々までも...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ありとあらゆる無量無辺の生命の...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その艱難辛苦の思い出は実に無量無辺...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...間接に他人を苦しめる大小様々の罪業を無量無辺に重ねて来ている...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...色々な動物心理や民衆心理なぞの無量無辺の集まりに過ぎないのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...形との無量無辺の変化と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...無量無辺に思い出されて来るであろう...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...無量無辺に許されているものとは比べものにならないくらい...
夢野久作 「能とは何か」
...日本全国を潜行する無量無辺の不正ダイナマイトを正面に廻わして...
夢野久作 「爆弾太平記」
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