...無識にして組織的成見を有せず是れ其動もすれば正徑を誤るの盲動ある所以なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...無識にして組織的成見を有せず是れ其動もすれば正径を誤るの盲動ある所以なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一つは自分の無識であることがひどく恥かしく感じた...
長塚節 「竹の里人〔二〕」
...専門以外の部門に無識にして無頓着(むとんじゃく)なるがため...
夏目漱石 「作物の批評」
...実に無識だね...
夏目漱石 「二百十日」
...無智無識の青年輩が...
蜷川新 「天皇」
...僕等の如き無識低能の読書人には...
萩原朔太郎 「ニイチェに就いての雑感」
...この調書に絶対の証拠力を附すと云ふ公判判事の無識...
平出修 「逆徒」
...無識無学の婦女子群居して無智無徳の一主人に仕え...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その無識を冷笑するほどの次第なれば...
福沢諭吉 「日本男子論」
...何だか吾々(われわれ)は頓(とん)に無学無識になったようだなどゝ話したのは今に覚えて居ます...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...無智無識の人民諸税収歛(しゅうれん)の酷(こく)なるを怨(うら)み...
福田英子 「妾の半生涯」
...儂(のう)は固(もと)より無智無識なり...
福田英子 「妾の半生涯」
...全く自分達の無学無識ぶりを遺憾なく発揮していて...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...文学者といはんには彼は余り無識なり...
正岡子規 「古池の句の弁」
...そうしてその無識の惰性は...
柳田国男 「木綿以前の事」
...測らずもまた人間の無識が...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...それは総指揮官田原親堅の油断と無識によったものと云われている...
和辻哲郎 「鎖国」
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