...キャラが無節操でどうしようもない...
...無節操な行いが原因で破滅する事もある...
...無節操な商売やビジネスをしていると信用を失う...
...無節操な態度は周りから嫌われる...
...彼は無節操な生活を続け、健康にも影響を及ぼしている...
...「矛盾でもなんでも為方(しかた)がない、その矛盾、その無節操、これが事実だから為方がない、事実! 事実!」と時雄は胸の中に繰返した...
田山花袋 「蒲団」
...場合によつては無節操を咎めるものはなかつた...
田山録弥 「百合子」
...世間から變節だとか無節操だとかいはれたが...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...世間から変節だとか無節操だとかいはれたが...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...この冷血で無節操で無性格な男は...
豊島与志雄 「砂漠の情熱」
...盗み取った金と無節操な女とを争って享楽せんとする...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...金銭に左右される無節操...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...世の無節操な男共の反省に備えようという婆心ですから...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...まだ二日も無節操なバカ騒ぎがあり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...バルザックがこの人間をその無節操の力のおどろくべき点から描いている由...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...すくなくともハレンチな無節操な腰抜けではない...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...「テラメネスの靴」というのはローマで二党派の何れにも媚(こ)びる無節操な政客を呼ぶ綽名(あだな)であった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...唯物資本主義者の根本思想が、表面忠君愛国の美名に仮装されていながら内実は、社会主義者と同様の虚無思想であり、その生活の目標が弱肉強食と黄金万能の動物的享楽以外の何物でもない事がわかった……無良心、無節操、無意気、無感激な、ただその時その時の風まかせで生きて行く人間でなければ、大衆生活の仲間入りが出来ないように訓練された資本主義、唯物主義、個人主義者の子孫たち……そのような投遣(なげや)りな傾向の日本の大衆が滔々(とうとう)としてエロ、グロ、ナンセンスの芸術に走り、犯罪小説、もしくは探偵小説のスリルに没入して行った...
夢野久作 「路傍の木乃伊」
...妻としては辰子は無節操で...
横光利一 「悲しみの代價」
...余りに無節操な降将やら時の人心をいたく衝撃したようだった...
吉川英治 「私本太平記」
...道誉の無節操を罵ッたが...
吉川英治 「私本太平記」
...大いに違う」「どう違う」「私欲の反逆や無節操と...
吉川英治 「私本太平記」
...道誉どのの無節操や婆娑羅(ばさら)ぶりも...
吉川英治 「私本太平記」
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