...悪霊(あくれい)この機に乗じ余に耳語(じご)していわく「汝無智のものよ...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...無智貧困の者の霊性が問題とされた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...無智の野蛮時代や半開時代には何様にかして餓ゑず凍えず...
丘浅次郎 「人類の将来」
...なんという無智なことを考えたものだ! やめろ! と男は...
太宰治 「女の決闘」
...これらこそ安易の夢、無智の快楽、十年まえ、太陽の国、果樹の園をあこがれ求めて船出した十九の春の心にかえり、あたたかき真昼、さくらの花の吹雪を求め、泥の海、蝙蝠の巣、船橋とやらの漁師まちより髭(ひげ)も剃らずに出て来た男、ゆるし給え...
太宰治 「喝采」
...下層民は無学と無智のために身を亡ぼしています...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...無智な土人女よ! いくら柵を結っても...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...いかに無智の輩でも地震がどうして起るかぐらいのことを知らない者のない現代においてさえ...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...一寸くらゐ減つてゐるやうです」この女は恐ろしく無智らしい癖に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...遥かに遥かに卑しく無智なものと思われた水茶屋の茶汲女(ちゃくみおんな)に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...木であると考へることにすら無智な彼女の感覚は動いて居なかつた...
平出修 「夜烏」
...こんな道具に引き較べるより他に仕様のない己れの無智が可笑しかつた...
牧野信一 「鏡地獄」
...または彼らがいかに無智...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...無智等と云う大まかな...
宮本百合子 「概念と心其もの」
...此処(ここ)は最も無智なる...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...嘘やからかい事じゃあない」無智な手下たちの気を見てとることは早く...
吉川英治 「江戸三国志」
...「無智な百姓どものうちにも...
吉川英治 「鬼」
...そういう無智な群(むれ)も...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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