...僕等は無慙(むざん)にもひろげられた路(みち)を向う両国(りやうごく)へ引き返しながら...
芥川龍之介 「本所両国」
...今や無慙(むざん)にも引き放ちて棄てられ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...これはもっとも兇悪無慙の気違いには相違ないけれど...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...苦悶の指先にその名を書き止めた無慙の気持ばかりであった...
江戸川乱歩 「お勢登場」
...美しい倭文子の一糸まとわぬ裸体姿が無慙にもとじこめられていたのだ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...かの市岡の無慙な死が思い合された...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...我執無慙(がしゅうむざん)を非難すると同時にまた「死を軽くして...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...ああ見よや!若し無慙なるアレースの斯かる兇暴捨ておかば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...狂ふ無慙のかの息女――常に不法をたくらめる―― 875彼に父たる故をもてすべては君に相叛く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...長火鉢(ながひばち)の側に無慙な死體を横たへて居たのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ガラツ八の八五郎が、変な野郎と言つたのも道理、顏といふのは形ばかり、顎(あご)は歪み、鼻は曲り、額から月代(さかやき)かけて凄まじい縱傷がある上、無慙(むざん)、左の片眼までも潰れて居るのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...外套の衿元は無慙にひき裂け...
久生十蘭 「地底獣国」
...兇悪無慙な剽盗(ひょうとう)がたむろしていて...
久生十蘭 「無月物語」
...「無慙(むざん)にも色の褪せた陳(ふる)いのと...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...澤が呼びかけた声は無慙(むざん)に震(ふる)えていた...
水上滝太郎 「九月一日」
...無慙(むざん)な目にお遭(あ)いになっていたものと思われまする」「やはりそうだったのか...
吉川英治 「黒田如水」
...今年もまたまた一番無慙(むざん)な敗辱を重ねてしまった...
吉川英治 「剣難女難」
...無慙(むざん)なのは...
吉川英治 「新書太閤記」
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