...―――雨戸の無双窓の隙間(すきま)から外へ放したが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...高いところに無双窓(むそうまど)があるだけだから昼間でも厭(いや)にうすぐらい...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...無双窓の櫺子(れんじ)の外はまだうす明るく...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...突然高い無双窓に三毛の姿が現われた...
寺田寅彦 「子猫」
...大工さんのテクニックで言えば無双窓...
中里介山 「大菩薩峠」
...だからわずかに雨戸の無双窓をすこしあけておきます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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