例文・使い方一覧でみる「無何有」の意味


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...老子は時々無何有(むかいう)の郷に仏陀(ぶつだ)と挨拶をかはせてゐる...   老子は時々無何有の郷に仏陀と挨拶をかはせてゐるの読み方
芥川龍之介 「西方の人」

...唯昔の苦行者のように無何有の砂漠を家としている...   唯昔の苦行者のように無何有の砂漠を家としているの読み方
芥川龍之介 「侏儒の言葉」

...無何有郷裡(むかいうきやうり)の英雄なるべし...   無何有郷裡の英雄なるべしの読み方
芥川龍之介 「八宝飯」

...神思(しんし)殆(ほとん)ど無何有(むかう)の郷(さと)にあるに似たり...   神思殆ど無何有の郷にあるに似たりの読み方
芥川龍之介 「わが家の古玩」

...魂(たましひ)無何有(むかう)の境に逍遙(さまよ)ふといふ心地ではない...   魂無何有の境に逍遙ふといふ心地ではないの読み方
石川啄木 「葬列」

...無何有(むかう)の里に入りつつも...   無何有の里に入りつつもの読み方
泉鏡花 「活人形」

...湯壺にぢと(マヽ)してゐる時は無何有郷の遊び人だ...   湯壺にぢとしてゐる時は無何有郷の遊び人だの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...そのまゝ無何有郷!十月廿一日晴...   そのまゝ無何有郷!十月廿一日晴の読み方
種田山頭火 「其中日記」

...湯と酒とが無何有郷に連れていつてくれた...   湯と酒とが無何有郷に連れていつてくれたの読み方
種田山頭火 「旅日記」

...吾輩のような碌(ろく)でなしはとうに御暇(おいとま)を頂戴して無何有郷(むかうのきょう)に帰臥(きが)してもいいはずであった...   吾輩のような碌でなしはとうに御暇を頂戴して無何有郷に帰臥してもいいはずであったの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...魂を無何有の郷へ拔いていつて貰へることでした...   魂を無何有の郷へ拔いていつて貰へることでしたの読み方
長谷川時雨 「水色情緒」

...ぼんやりと「無何有の境」に居る父の姿が...   ぼんやりと「無何有の境」に居る父の姿がの読み方
牧野信一 「鏡地獄」

...安らかに無何有の境に達して大鼾きをあげてゐる者がある――おそらく夢だけで消えてしまふであらう「ソクラテス学校」――そんな題名の小説を想つてゐる私が...   安らかに無何有の境に達して大鼾きをあげてゐる者がある――おそらく夢だけで消えてしまふであらう「ソクラテス学校」――そんな題名の小説を想つてゐる私がの読み方
牧野信一 「くもり日つゞき」

...愚かな五体は徐ろに無何有の郷に溶けて行つた...   愚かな五体は徐ろに無何有の郷に溶けて行つたの読み方
牧野信一 「坂道の孤独参昧」

...相変らずその人は無何有の奈落で安心してゐる模様であつた...   相変らずその人は無何有の奈落で安心してゐる模様であつたの読み方
牧野信一 「心象風景」

...やがては川の流れの無何有に病らひもなく夢もなく消えてしまひさうだつた...   やがては川の流れの無何有に病らひもなく夢もなく消えてしまひさうだつたの読み方
牧野信一 「剥製」

...吐けば朗々として恰も混沌の無何有から山を越えて鳴り響く不死なるものゝ風韻が籠つてゐるかのやうであつた...   吐けば朗々として恰も混沌の無何有から山を越えて鳴り響く不死なるものゝ風韻が籠つてゐるかのやうであつたの読み方
牧野信一 「バラルダ物語」

...遠く近く無何有に煌くアンドロメダは金粉となつて降り灑ぎ僕は何も彼も忘れて...   遠く近く無何有に煌くアンドロメダは金粉となつて降り灑ぎ僕は何も彼も忘れての読み方
牧野信一 「ユリイカ・独言」

「無何有」の読みかた

「無何有」の書き方・書き順

いろんなフォントで「無何有」


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利益の追求   社会的利益   近世語  

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