...烈公の答書(たふしよ)も亦然り...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...小石川臺の南端、平地にかけての大なる一と構へは、もと水戸侯の邸宅の在りし處、義公の住みし處、烈公の住みし處、藤田東湖の住みし處、今や、砲兵工廠となりて、幽趣を極めたる後樂園、深く煤烟の奧に鎖さる...
大町桂月 「小石川臺」
...烈公が水戸にて通ずる如く...
大町桂月 「白河の七日」
...徳川中興(ちゅうこう)の主、八代将軍吉宗(よしむね)、徳川最後の将軍慶喜(よしのぶ)、水戸烈公、徳川時代第一の賢相(けんしょう)松平定信、林家中興(ちゅうこう)の林衡(たいら)、上杉鷹山(ようざん)公、細川銀台公の如き、近くは井伊直弼(なおすけ)の如き、みな養子たらざるはなし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...即ち烈公が梵鐘(ぼんしょう)を毀(こぼ)ちて大砲を鋳(つく)りたるも...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...その嘉永六年烈公が阿部伊勢守に書を与え...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...水戸烈公の如きも...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...○同六月二十四日、水戸烈公、一橋卿、尾張卿、松平慶永登営、井伊と論判(ろんぱん)す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...水戸烈公水戸表へ永蟄居(えいちっきょ)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼らが水戸烈公に処したる措置を以て...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...実に烈公の協賛を経てこれを行えり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼果して烈公の傑物たるを認識して...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...貴様は烈公の御機嫌伺いに出かけるそうな...
中里介山 「大菩薩峠」
...尾州慶勝(よしかつ)が水戸の烈公と好く...
中里介山 「大菩薩峠」
...烈公が何だ――その血筋を引く一橋が本丸に乗込んだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...もっと赤い)加多 ……他の国の士のことは知らず水戸は義公烈公以来...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...義公であつたか烈公であつたか...
横瀬夜雨 「田舍の新春」
...水戸家から烈公の十一番目の一子が養子に来て...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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