...烈公の方は絶念(あきら)めて...
薄田泣菫 「茶話」
...徳川中興(ちゅうこう)の主、八代将軍吉宗(よしむね)、徳川最後の将軍慶喜(よしのぶ)、水戸烈公、徳川時代第一の賢相(けんしょう)松平定信、林家中興(ちゅうこう)の林衡(たいら)、上杉鷹山(ようざん)公、細川銀台公の如き、近くは井伊直弼(なおすけ)の如き、みな養子たらざるはなし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...即ち烈公が梵鐘(ぼんしょう)を毀(こぼ)ちて大砲を鋳(つく)りたるも...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...この思想中には後日(ごじつ)の将軍たる、徳川政府最後の将軍慶喜(よしのぶ)公すら含蓄(がんちく)したるものにして、烈公、藤田の徒は申すにも及ばず、その散じて、天下の尊攘家を喚起し、その流れて薩摩に入りたるもの、即ち西郷隆盛の如き、烈公、藤田らの夢想外にも、論理的結果を極端まで押し詰め、徹頭徹尾倒幕論と為りたるもの尠(すくな)からず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...水戸烈公を援(ひ)いて...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...水戸烈公の如きも...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...水戸烈公の子慶喜(よしのぶ)をして一橋家を継がしめ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...水戸烈公駒込に慎み...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...烈公制する能(あた)わず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼らが水戸烈公に処したる措置を以て...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...水野は烈公を籠絡(ろうらく)して...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...烈公の実に政治的大要素なるを看取したり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...烈公は不平ながらも...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...尾州慶勝(よしかつ)が水戸の烈公と好く...
中里介山 「大菩薩峠」
...水戸の烈公さんなんて...
中里介山 「大菩薩峠」
...烈公が何だ――その血筋を引く一橋が本丸に乗込んだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...水戸は義公烈公以来...
三好十郎 「斬られの仙太」
...義公であつたか烈公であつたか...
横瀬夜雨 「田舍の新春」
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