...十一 章炳麟氏章炳麟(しょうへいりん)氏の書斎には...
芥川龍之介 「上海游記」
...炳乎(へいこ)たる獨特(どくとく)の文化(ぶんくわ)を有(いう)してゐる...
伊東忠太 「國語尊重」
...今日もなお炳乎(へいこ)として明らかに...
高神覚昇 「般若心経講義」
...古文獻及び其内容に關する權威としては章炳麟...
橘樸 「支那を識るの途」
...綸言炳乎として衆庶の公益...
田中正造 「非常歎願書」
...来た! 上って来やあがった!鄭吉炳 あいつ...
林不忘 「安重根」
...と鄭吉炳を振り払って掴みかかろうとする時...
林不忘 「安重根」
...事実の正確は既に得たりとせんか即ちその源因を究め結果を捜りよく蟠根錯節を解きて当時の状況炳焉(へいえん)として眼前に露はるるに至らんこと何ぞそれ談笑一夕の間によくする所ならんや...
津田左右吉 「史論の流行」
...列聖の鴻業偉徳と祖宗が洪蹟とは炳として天日とその光を争ふ...
津田左右吉 「史論の流行」
...木村項だけが炳(へい)として俗人の眸(ひとみ)を焼くに至った変化につれて...
夏目漱石 「学者と名誉」
...これと同じようにあなた方と云うやはり一箇の団体の意識の内容を検して見るとたとえ一カ月に亘ろうが一年に亘ろうが一カ月には一カ月を括(くく)るべき炳乎(へいこ)たる意識があり...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...文筆の炳乎日月の如く後世を照らすとは實に此事を言つたものではなからうか...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...竹坡の子が蘆汀良炳(ろていりやうへい)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...炳(へい)として掲げたる馬印の...
吉川英治 「新書太閤記」
...黄文炳が見えましたという...
吉川英治 「新・水滸伝」
...先に黄文炳の屋敷内へ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...文炳(ぶんぺい)は腰を抜かした...
吉川英治 「新・水滸伝」
...人類の教師としての孔子の意義が炳乎(へいこ)として現われていると言ってよかろう...
和辻哲郎 「孔子」
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