...彼女の服装はいつも瀟洒で、羨ましい限りだ...
...瀟洒な髪型が似合う人は自分に自信がある人だと思う...
...レストランの内装はとても瀟洒で、落ち着いた雰囲気が素晴らしい...
...彼は瀟洒な振る舞いで、周りの人から尊敬を受けている...
...女優のインスタグラムには、瀟洒なプライベート写真がたくさん投稿されている...
...僕の家は小さい割に如何にも瀟洒と出来上つてゐました...
芥川龍之介 「河童」
...僕の家(うち)は小さい割にいかにも瀟洒(しょうしゃ)とできあがっていました...
芥川龍之介 「河童」
...そしてその瀟洒(しょうしゃ)たる風采(ふうさい)と偉貌(いぼう)とは...
海野十三 「西湖の屍人」
...その上には瀟洒(しょうしゃ)な水色の卓子(テーブル)と椅子とのセットが載って居り...
海野十三 「不思議なる空間断層」
...三四室ある一亭、瀟洒にして、直ちに水に接す...
大町桂月 「南洲留魂祠」
...この時の居士はかつて見た白木綿の兵児帯姿ではなく瀟洒(しょうしゃ)たる洋服に美くしい靴を穿(は)いていた...
高浜虚子 「子規居士と余」
...この別荘は瀟洒(しょうしゃ)たる小さい別荘であるが...
高浜虚子 「別府温泉」
...今別などに到つては瀟洒たる海港の明るい雰囲気の中に落ちつき払つた生活を展開して見せてくれてゐたのである...
太宰治 「津軽」
...見よ! あの瀟洒(しょうしゃ)な家が全部燃え落ちてしまって! ただ二本の門柱と鉄柵(てつさく)のみが...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...瀟洒(しょうしゃ)な別荘や住宅が新緑の木立のなかに見出(みいだ)された...
徳田秋声 「蒼白い月」
...小瀟洒(こざっぱり)した格子造の家であった...
徳田秋声 「あらくれ」
...仇英(きゅうえい)の絵なんぞによくある瀟洒(しょうしゃ)たる美少年なのでありましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...五ツ紋の瀟洒(しょうしゃ)な姿で...
野村胡堂 「胡堂百話」
...例によつて灰拔(あくぬ)けのした瀟洒な彼女だ...
長谷川時雨 「あるとき」
...それぞれ一軒ずつの瀟洒な構えの住宅が...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その折なるほど女は斯うあってもいいと思わせるような瀟洒な姿であるにも拘らず...
宮本百合子 「有島さんの死について」
...老いたる瀟洒さで出現してきいていたが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...マチニョン町にはジルベール以外一味の部下の何人(なんぴと)も知らない瀟洒たる隠家(かくれが)がある...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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