...彼女の服装はいつも瀟洒で、羨ましい限りだ...
...瀟洒な髪型が似合う人は自分に自信がある人だと思う...
...レストランの内装はとても瀟洒で、落ち着いた雰囲気が素晴らしい...
...彼は瀟洒な振る舞いで、周りの人から尊敬を受けている...
...女優のインスタグラムには、瀟洒なプライベート写真がたくさん投稿されている...
...久保田君の筆に上るものは常に瀟洒たる淡彩画なり...
芥川龍之介 「久保田万太郎氏」
...この瀟洒とした先生が国民文庫刊行会の「世界名作大観」の第一部の十六冊の大部分を翻訳したと言ふことは少くとも僕には神秘だつた...
芥川龍之介 「平田先生の翻訳」
...外面の瀟洒と典雅だけを現世の唯一の「いのち」として...
太宰治 「おしゃれ童子」
...山の中腹から頂へかけて瀟洒(しょうしゃ)な白堊(はくあ)の洋館は...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...ぼく達の車も見劣(みおと)りするような瀟洒(しょうしゃ)な自動車が一杯(いっぱい)で...
田中英光 「オリンポスの果実」
...瀟洒(しょうしゃ)な服装や...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...まして瀟洒(しょうしゃ)とした廓町(くるわまち)の宵(よい)などを歩いていると...
近松秋江 「狂乱」
...感じも瀟洒(しょうしゃ)だったけれど...
徳田秋声 「挿話」
...瀟洒な華奢な青年だが...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...丘の中腹にある瀟洒な家で...
豊島与志雄 「十一谷義三郎を語る」
...風流瀟洒(しょうしゃ)たるこの月見船は...
中里介山 「大菩薩峠」
...例によつて灰拔(あくぬ)けのした瀟洒な彼女だ...
長谷川時雨 「あるとき」
...黒漆のタキシードを纒った瀟洒たる一紳士が...
久生十蘭 「魔都」
...瀟洒とした建物で――いや...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...その分譲地のいくつかの小道をへだてたところにある一つの瀟洒たる家におこったことであった...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第三巻)」
...瀟洒なところのあるのがすき...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...みんな瀟洒(しょうしゃ)な背広服を着こんで...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...あか抜けのした瀟洒(しょうしゃ)な様子が...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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