...彼女の服装はいつも瀟洒で、羨ましい限りだ...
...瀟洒な髪型が似合う人は自分に自信がある人だと思う...
...レストランの内装はとても瀟洒で、落ち着いた雰囲気が素晴らしい...
...彼は瀟洒な振る舞いで、周りの人から尊敬を受けている...
...女優のインスタグラムには、瀟洒なプライベート写真がたくさん投稿されている...
...麹町の英國公使館裏に快樂亭と云ふ瀟洒な西洋料理店があつて...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...近頃出来の瀟洒(しょうしゃ)な診療所風の医院におもむき...
梅崎春生 「凡人凡語」
...瀟洒(しょうしゃ)たる服装に客たちの目を眩(くら)ましていた...
海野十三 「恐怖の口笛」
...園は、ひろからねど、瀟洒也...
大町桂月 「春の郊外」
...今別などに到つては瀟洒たる海港の明るい雰囲気の中に落ちつき払つた生活を展開して見せてくれてゐたのである...
太宰治 「津軽」
...其処に瀟洒(しょうしゃ)な四畳半の室(へや)があって...
田中貢太郎 「円朝の牡丹燈籠」
...ぼく達の車も見劣(みおと)りするような瀟洒(しょうしゃ)な自動車が一杯(いっぱい)で...
田中英光 「オリンポスの果実」
...それに瀟洒(しょうしゃ)な洗い髪の束髪などで...
徳田秋声 「仮装人物」
...瀟洒(しょうしゃ)な浴衣に薄鼠の兵児帯(へこおび)をぐるぐる捲(ま)きにして主が降りて来たが...
徳田秋声 「黴」
...瀟洒な華奢な青年だが...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...常にかの軽快瀟洒(しょうしゃ)なる船と橋と河岸(かし)の眺(ながめ)を専有する下町(したまち)を羨むの余り...
永井荷風 「日和下駄」
...瀟洒なる雜誌である...
長塚節 「十日間」
...ウージェーヌが瀟洒な小さな部屋へ入ってくるのを待っていたかのようだった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...電気協会のクリーム色の瀟洒たる建物が出来上ったのに...
久生十蘭 「魔都」
...それからきわめて瀟洒(しょうしゃ)たる黒服の...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...概して瀟洒(あつさり)と都雅(みやび)であることは他(た)国人の及ぶ所で無からう...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...食前に散歩したホテルの木下路(このしたみち)と海岸の瀟洒とした風致が日本に在る如き感を与へた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...仏蘭西の田舎のラ(野荘)とも云ふべき瀟洒たる外観を持ち...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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