...彼女の服装はいつも瀟洒で、羨ましい限りだ...
...瀟洒な髪型が似合う人は自分に自信がある人だと思う...
...レストランの内装はとても瀟洒で、落ち着いた雰囲気が素晴らしい...
...彼は瀟洒な振る舞いで、周りの人から尊敬を受けている...
...女優のインスタグラムには、瀟洒なプライベート写真がたくさん投稿されている...
...それをかかる瀟洒とした先生が何冊も翻訳したと言ふことは――平田先生には或は失礼かも知れない...
芥川龍之介 「平田先生の翻訳」
...「なんという瀟洒(しょうしゃ)なこころよい建築であろう...
石原純 「アインシュタイン教授をわが国に迎えて」
...飄然(ひょうぜん)やって来たのは飛白(かすり)の単衣(ひとえ)の瀟洒(しょうしゃ)たる美少年であって...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...一同は皆瀟洒(しょうしゃ)たる風流才人を見るべく想像していたに反して...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...園は、ひろからねど、瀟洒也...
大町桂月 「春の郊外」
...窓には瀟洒な赤いカーテンが掛っており...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...その客観描写が瀟洒(しょうしゃ)であるというのはその人が瀟洒であるからである...
高浜虚子 「俳句への道」
...しかも瀟洒な家さへ建ててゐる...
太宰治 「清貧譚」
...今別などに到つては瀟洒たる海港の明るい雰囲気の中に落ちつき払つた生活を展開して見せてくれてゐたのである...
太宰治 「津軽」
...そこは瀟洒(しょうしゃ)な演戯(しばい)の舞台に見るような造作(ぞうさく)で...
田中貢太郎 「馬の顔」
...瀟洒にもなつた...
田山録弥 「閑談」
...申し分のない瀟洒(しょうしゃ)な服装ではいって来た...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...瀟洒(しょうしゃ)たる貴公子であるこの人が...
中里介山 「大菩薩峠」
...電気協会のクリーム色の瀟洒たる建物が出来上ったのに...
久生十蘭 「魔都」
...小意氣(こいき)な瀟洒(さつぱり)した江戸的氣風が現はれてゐた...
三島霜川 「平民の娘」
...背丈の高い体に瀟洒(せうしや)とした紺の背広を着て...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...名利というも瀟洒(しょうしゃ)に過ぎるほど...
吉川英治 「新書太閤記」
...入口の瀟洒(しょうしゃ)な新しい小屋や小館(こやかた)で埋(うま)っていた...
吉川英治 「親鸞」
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