...彼女の服装はいつも瀟洒で、羨ましい限りだ...
...瀟洒な髪型が似合う人は自分に自信がある人だと思う...
...レストランの内装はとても瀟洒で、落ち着いた雰囲気が素晴らしい...
...彼は瀟洒な振る舞いで、周りの人から尊敬を受けている...
...女優のインスタグラムには、瀟洒なプライベート写真がたくさん投稿されている...
...僕の家は小さい割に如何にも瀟洒と出来上つてゐました...
芥川龍之介 「河童」
...二人は医院の裏二階の瀟洒(さつぱり)した室で...
石川啄木 「鳥影」
...瀟洒(しょうしゃ)な風采(ふうさい)...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...瀟洒(しょうしゃ)たる服装に客たちの目を眩(くら)ましていた...
海野十三 「恐怖の口笛」
...第一に(この作者は指折り数えることが好きである)彼女の二十三歳の父はアメリカ風の瀟洒(しょうしゃ)たる悪漢であり...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...三四室ある一亭、瀟洒にして、直ちに水に接す...
大町桂月 「南洲留魂祠」
...日当りのいい今にもそこから美しい都の婦人でも喜々として洋傘をさして現れそうな気のする瀟洒(しょうしゃ)としたものであった...
橘外男 「逗子物語」
...婦人でも用いそうな瀟洒(しょうしゃ)な鼠色のスエード革の靴を穿(は)かれた小柄な太子の姿というものは...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...そこは瀟洒(しょうしゃ)な演戯(しばい)の舞台に見るような造作(ぞうさく)で...
田中貢太郎 「馬の顔」
...五ツ紋の瀟洒(しょうしゃ)な姿で...
野村胡堂 「胡堂百話」
...非常に瀟洒(しょうしゃ)な小さい小舎(こや)へと案内したが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...瀟洒とした建物で――いや...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...スレンダーな容姿が何といふこともなく瀟洒で...
牧野信一 「タンタレスの春」
...私の幻想のなかには一軒の瀟洒(せうしや)な印章屋の影像が浮ぶのだつた...
宮地嘉六 「老残」
...瀟洒なところのあるのがすき...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その黄金山にある大和ホテルの瀟洒たる一室で...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...丁度禅寺(ぜんでら)か何(なに)かの様(やう)に瀟洒(さつぱり)した大寺(たいじ)で...
與謝野寛 「蓬生」
...私の瀟洒(しょうしゃ)なフランス流の友人河村は日本の女によって恋の重荷をになう...
吉行エイスケ 「恋の一杯売」
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