...4 防水マニア雪はもともと、水だから、ころべば濡れる...
石川欣一 「山を思う」
...噛りついた布團の裏も、枕も、濡れる、濡れる、濡れる...
石川啄木 「赤痢」
...そちらの※(ねえ)さんが濡れるわ...
泉鏡花 「縁結び」
...濡れることは同じだからと言つて...
永井荷風 「雪の日」
......
仲村渠 「すらんらん集」
...衣服は汚れることもなければまた濡れるという心配もない...
中谷宇吉郎 「雪の話」
...濡れるのも構わず...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――縮緬(ちりめん)は濡れると縮むから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...濡れるなら濡れるまでのことだと...
久生十蘭 「肌色の月」
...ひそかに心濡れるものをおぼえていた...
正岡容 「寄席」
...ミゾレで身体がぐっしょり濡れる...
松濤明 「槍ガ岳」
......
室生犀星 「抒情小曲集」
...雨に濡れるのも構わず...
山本周五郎 「季節のない街」
...折々涙の雨で濡れることである...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...濡れるほどではない...
吉川英治 「上杉謙信」
...武将も役人もことごとく衣服の濡れるもいとわず于吉のまわりに拝跪(はいき)したざまが...
吉川英治 「三国志」
...具足の肌着はすぐ濡れる...
吉川英治 「新書太閤記」
...我等はどうせ濡れる覺吾の尻端折だが...
若山牧水 「樹木とその葉」
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