...彼らは戦場で大敗して、残兵たちが潰走していった...
...首尾断絶して軍悉く潰走し...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...本心のあらゆる軍勢を潰走(かいそう)させる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...日本の独自な潰走の情熱とたたかっているかということについての研究は...
宮本百合子 「巖の花」
...南陽の全軍は潰走しだした...
吉川英治 「三国志」
...敵を驕(おご)らせて味方は潰走(かいそう)して見せる...
吉川英治 「三国志」
...四方に潰走(かいそう)してしまった...
吉川英治 「三国志」
...呉軍は潰走を余儀なくされたが...
吉川英治 「三国志」
...たちまち趙雲とひとつになって潰走(かいそう)しだした...
吉川英治 「三国志」
...潰走(かいそう)した蜀兵はみな城中にかくれて...
吉川英治 「三国志」
...魏兵はたちまち潰走したので...
吉川英治 「三国志」
...なぜかと、魏の諸将は疑ったが、曹操は、蜀兵の潰走が、ほんとでないとみたので、大事をとったものだった...
吉川英治 「三国志」
...池田村から浜松へ潰走(かいそう)して来たという報告のはいった時には――城中みな色をうしなって動揺した...
吉川英治 「新書太閤記」
...いったんここに潰走(かいそう)を止めても...
吉川英治 「新書太閤記」
...潰走(かいそう)していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...潰走する扶たちの部下も何十人となく討たれた...
吉川英治 「平の将門」
...出ばなを、叩かれた形で、下野勢の先鋒は、敗れては退き、戦っては破れ、後方へ潰走した...
吉川英治 「平の将門」
...「潰走(かいそう)する足利の大軍を追いかけ追いかけして...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...辛うじて三好党を潰走させることが出来たが...
和辻哲郎 「鎖国」
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