例文・使い方一覧でみる「漸く」の意味


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...漸く一人前の女として扱はれるやうになつた最初のときに...   漸く一人前の女として扱はれるやうになつた最初のときにの読み方
伊藤野枝 「惑ひ」

...食物(かて)漸く空(むな)しくなりて...   食物漸く空しくなりての読み方
巌谷小波 「こがね丸」

...閣下の内閣が近時漸く動搖し始めたるは疑ひもなき事實にして...   閣下の内閣が近時漸く動搖し始めたるは疑ひもなき事實にしての読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...今や漸く多数の認識するの所となれりと雖も...   今や漸く多数の認識するの所となれりと雖もの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...漸くして、多少親切な人の情けによって、座席を得るのを待つだけである...   漸くして、多少親切な人の情けによって、座席を得るのを待つだけであるの読み方
豊島与志雄 「風俗時評」

...その女中が漸く一人見付かると...   その女中が漸く一人見付かるとの読み方
豊島与志雄 「幻の彼方」

...今日積分値にまで漸く辿りついてみると...   今日積分値にまで漸く辿りついてみるとの読み方
中原中也 「詩に関する話」

...私は漸く我に返つた...   私は漸く我に返つたの読み方
南部修太郎 「疑惑」

...漸く自分も到達したのです...   漸く自分も到達したのですの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...先刻(さっき)取次に出た女は其後(そのご)漸く下女と感付いたが...   先刻取次に出た女は其後漸く下女と感付いたがの読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...声が漸く本調子出始め気持よく...   声が漸く本調子出始め気持よくの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...漸くその二つのものが私の心の中で一つに溶け合ひだしてゐる...   漸くその二つのものが私の心の中で一つに溶け合ひだしてゐるの読み方
堀辰雄 「花を持てる女」

...然るに漸く長じて放縦になり...   然るに漸く長じて放縦になりの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

......   の読み方
森竹夫 「保護職工」

...漸く、江戸の民衆にも、時勢の動乱が、眼にも、耳にも、解って来たのである...   漸く、江戸の民衆にも、時勢の動乱が、眼にも、耳にも、解って来たのであるの読み方
吉川英治 「山浦清麿」

...漸く容体の快方が見えてから...   漸く容体の快方が見えてからの読み方
吉川英治 「忘れ残りの記」

...漸く彼が全てを忘れて...   漸く彼が全てを忘れての読み方
若山牧水 「青年僧と叡山の老爺」

...いま漸く旅の第一歩を踏み出す心躍りを感じたのである...   いま漸く旅の第一歩を踏み出す心躍りを感じたのであるの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「漸く」の読みかた

「漸く」の書き方・書き順

いろんなフォントで「漸く」


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