例文・使い方一覧でみる「漂わせて」の意味


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...薄甘い匂(におい)を漂わせていた...   薄甘い匂を漂わせていたの読み方
芥川龍之介 「神神の微笑」

...冴え返る食堂車の中にかすかな匂を漂わせている...   冴え返る食堂車の中にかすかな匂を漂わせているの読み方
芥川龍之介 「西郷隆盛」

...そしてなんともいいあらわせないような不安な色を漂わせて...   そしてなんともいいあらわせないような不安な色を漂わせての読み方
海野十三 「深夜の市長」

...そのままわずかに二秒ほども遠火のように漂わせて...   そのままわずかに二秒ほども遠火のように漂わせての読み方
大阪圭吉 「灯台鬼」

...匂(かぐ)わしい気品と香気とを漂わせているのであった...   匂わしい気品と香気とを漂わせているのであったの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...おまけに背後の杉の森が天日を遮(さえぎ)って真っ暗に被(かぶ)さってその陰惨なこと――前に私は家屋全体が陰気な暗さを漂わせていると言いましたが...   おまけに背後の杉の森が天日を遮って真っ暗に被さってその陰惨なこと――前に私は家屋全体が陰気な暗さを漂わせていると言いましたがの読み方
橘外男 「棚田裁判長の怪死」

...頂上にただあるかなしの白い煙を漂わせているだけであった...   頂上にただあるかなしの白い煙を漂わせているだけであったの読み方
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」

...そして柔かな温気を漂わせている...   そして柔かな温気を漂わせているの読み方
豊島与志雄 「朝やけ」

...顔に笑みを漂わせていました...   顔に笑みを漂わせていましたの読み方
豊島与志雄 「沼のほとり」

...絶望の色を漂わせていないものはありません...   絶望の色を漂わせていないものはありませんの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...たくまずして七分は滑稽味を漂わせている...   たくまずして七分は滑稽味を漂わせているの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...地獄めいた凄気を漂わせている...   地獄めいた凄気を漂わせているの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...頬のあたりがもう中年の仇(あだ)めかしさを漂わせて...   頬のあたりがもう中年の仇めかしさを漂わせての読み方
林芙美子 「晩菊」

...屍体の上に無意味なる視線を漂わせているのだった...   屍体の上に無意味なる視線を漂わせているのだったの読み方
久生十蘭 「魔都」

...しかもその何処かにすこしく悲愴(ひそう)な懐古的気分を漂わせている...   しかもその何処かにすこしく悲愴な懐古的気分を漂わせているの読み方
堀辰雄 「大和路・信濃路」

...桃花村のある島の向うに眼を漂わせていた...   桃花村のある島の向うに眼を漂わせていたの読み方
室生犀星 「みずうみ」

...そこらへ漂わせて...   そこらへ漂わせての読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...妖(あや)しいまで古色にみちた息吹きを漂わせている...   妖しいまで古色にみちた息吹きを漂わせているの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

「漂わせて」の書き方・書き順

いろんなフォントで「漂わせて」


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