例文・使い方一覧でみる「滾」の意味


スポンサーリンク

...(こぼ)れ落ちた...   滾れ落ちたの読み方
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」

...床(ゆか)の上に人血(じんけつ)の(こぼ)れたのを拭いた跡が二三ヶ所ある...   床の上に人血の滾れたのを拭いた跡が二三ヶ所あるの読み方
海野十三 「恐怖の口笛」

...急に々(こんこん)と精力の泉が湧きだしてきたように思えて肩の凝りも半分ぐらいははやどこかへ吹き飛んでしまった...   急に滾々と精力の泉が湧きだしてきたように思えて肩の凝りも半分ぐらいははやどこかへ吹き飛んでしまったの読み方
海野十三 「三人の双生児」

...彼の舌の先から唾液(つば)を容赦なく我輩の顔面(かお)に吹きかけて話し立てる時などは滔々々(とうとうこんこん)として惜い時間を遠慮なく人に潰させて毫(ごう)も気の毒だと思わぬ位の善人かつ雄弁家である...   彼の舌の先から唾液を容赦なく我輩の顔面に吹きかけて話し立てる時などは滔々滾々として惜い時間を遠慮なく人に潰させて毫も気の毒だと思わぬ位の善人かつ雄弁家であるの読み方
高浜虚子 「漱石氏と私」

...スカマンダロス渦卷ける其源泉に々と...   スカマンダロス渦卷ける其源泉に滾々との読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...小(ちひ)さな子供(こども)は堀(ほり)へおりながら笊(ざる)を傾(かたぶ)けて鰌(どぜう)を(こぼ)すことがある...   小さな子供は堀へおりながら笊を傾けて鰌を滾すことがあるの読み方
長塚節 「土」

...やっぱり兄弟は行(ゆ)かんものと見えまして――」御母さんの弁舌は々(こんこん)としてみごとである...   やっぱり兄弟は行かんものと見えまして――」御母さんの弁舌は滾々としてみごとであるの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...こんこんとれて水の如き日光が希望に充ちたるものゝ如く燦として不思議な花のやうに輝きました...   こんこんと滾れて水の如き日光が希望に充ちたるものゝ如く燦として不思議な花のやうに輝きましたの読み方
牧野信一 「青白き公園」

...涙をして恋するわ...   涙を滾して恋するわの読み方
牧野信一 「明るく・暗く」

...村瀬が朝目醒めると扉のポスト口から女文字の封筒がれ落ちてゐるのであつた...   村瀬が朝目醒めると扉のポスト口から女文字の封筒が滾れ落ちてゐるのであつたの読み方
牧野信一 「女に臆病な男」

...涙をして逆上した姿を想像すると...   涙を滾して逆上した姿を想像するとの読み方
牧野信一 「好色夢」

...北側の崖下に流れ出てゐる鉛筆ほどの細さの筧の水がれ落ちてゐるのみで...   北側の崖下に流れ出てゐる鉛筆ほどの細さの筧の水が滾れ落ちてゐるのみでの読み方
牧野信一 「その村を憶ひて」

...仕事が忙しいなんて云つて不平もせないわけだぞ...   仕事が忙しいなんて云つて不平も滾せないわけだぞの読み方
牧野信一 「素書」

...亢奮した滝本の眼から涙がれてゐるのを見て...   亢奮した滝本の眼から涙が滾れてゐるのを見ての読み方
牧野信一 「南風譜」

...曲芸でも演じて居るやうな危険を怖れてゐる人間がれ落ち掛つた儘...   曲芸でも演じて居るやうな危険を怖れてゐる人間が滾れ落ち掛つた儘の読み方
牧野信一 「白明」

...涙をしたかと思ふと叔父は直ぐに笑つた...   涙を滾したかと思ふと叔父は直ぐに笑つたの読み方
牧野信一 「白明」

...無性に自信の欠けた悲しみが巻き起つて来て危うく涙がれさうになつたので...   無性に自信の欠けた悲しみが巻き起つて来て危うく涙が滾れさうになつたのでの読み方
牧野信一 「武者窓日記」

...あの獅子の口かられ出る水を眺めてゐるより他に術はない...   あの獅子の口から滾れ出る水を眺めてゐるより他に術はないの読み方
牧野信一 「山彦の街」

「滾」の読みかた

「滾」の書き方・書き順

いろんなフォントで「滾」

「滾」の英語の意味


ランダム例文:
精神錯乱   かような次第で     

【待望の機能】手書き風日本語フォントが「縦書き」に対応!和風デザインに無料活用

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
適格性   無責任   潜水艦  

スポンサーリンク

トップへ戻る