例文・使い方一覧でみる「準」の意味
スポンサーリンク...富江の外に、校長の進藤、準訓導の森川、加藤の弟の愼次、農學校を卒業したといふ馬顏の沼田、それに巡囘に來た松山といふ巡査まで上り込んで、大分話が賑つてゐた... 
石川啄木 「鳥影」
...この次の最終戦争のための準決勝戦時代だと観察しているのであります...
石原莞爾 「最終戦争論」
...「少尉殿」突然叫んだのは算定器の照準手（しょうじゅんしゅ）である飯坂（いいさか）上等兵だった...
海野十三 「空襲葬送曲」
...これに準じて薄利でも比較的安全なものを選ぶか...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...僕たちは準団員になる筈（はず）だという事は...
太宰治 「正義と微笑」
...「公主はもうお準備（したく）ができました」侍女は陳を案内して式場へ往った...
田中貢太郎 「西湖主」
...知識を外に仰ぎ思索の準拠を外に求める民族においてのみのことである...
津田左右吉 「日本精神について」
...つまりその意味に於ける社会の技術的水準に結局は原因しているのであった...
戸坂潤 「科学論」
...逆に準戦時体制自身が祭政一致体系からの演繹として現わされている...
戸坂潤 「社会時評」
...そして二月十六日まででなければすっかり準備ができ上がらなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...エスキモーの生活水準に向っているというようなことのないことを祈る次第である...
中谷宇吉郎 「北国の春」
...基準の性質が分るまで睨んでいるより仕方がない...
中谷宇吉郎 「鼠の湯治」
...むしろ彼らの便利を標準とすれば簡便（かんべん）なる裏門を設（もう）け...
新渡戸稲造 「自警録」
...準備が出来上って...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...彼女が人を中傷する基準は大体こんなところにあったのだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...パリへ出る準備のために...
三木清 「読書遍歴」
...一つ一つ定まった標準に照らしてみなければならない...
柳田国男 「故郷七十年」
...機械でものを量るような客観的標準を立てた...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
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