...映画館が満座で席が取れなかった...
...ライブのチケットはすぐに満座になる...
...婚礼の披露宴は満座の客で賑わった...
...劇場が満座になったので、追加公演が行われた...
...コンサートはすぐに満座になり、追加公演が発表された...
...満座の視線の中へ飛込んだ男があります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...社交室の満座のなかで...
久生十蘭 「キャラコさん」
...満座のなかで手きびしくやりつけたので...
久生十蘭 「ひどい煙」
...思いもかけず満座の中で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...満座のなかで着物をのこらずかなぐりすてた……...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...ソコデ以(もっ)て中津の有志者即(すなわ)ち暗殺者は、金谷(かなや)と云(い)う処に集会を催(もよお)して、今夜いよ/\鵜(う)ノ島(しま)に押掛けて福澤を殺すことに議決した、その理由は、福澤が近来奥平(おくだいら)の若殿様を誘引(そそのか)して亜米利加(アメリカ)に遣(や)ろうなんと云う大反(だいそ)れた計画をして居るのは怪(け)しからぬ、不臣な奴だと云う罪状であるから、満座同音、国賊の誅罰に異論はない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...満座おもはず恍惚となる...
正岡容 「吉原百人斬」
...満座抱腹絶倒した...
正岡容 「寄席」
...幇間が五重の塔の擬宝珠を嘗める「六升」(緑青)という得意の持話に満座腹を抱える...
山本笑月 「明治世相百話」
...そう思うと廻遊している満座の陶酔のさまも...
横光利一 「旅愁」
...心から祝着申し上げる」「何と言われる? 天下の人満座の中で...
吉川英治 「剣難女難」
...満座、みな大いに笑う...
吉川英治 「三国志」
...彼を、先に滅んだ公孫(こうそんさん)ごときものと同一視されると、とんだことになりますぞ」「あははは」審配は、満座へ向って、哄笑を発しながら、「えらい恐曹病者もいるものだ...
吉川英治 「三国志」
...「太守をはじめ、満座すべては、みな其許(そこもと)おふたりのために、およろこびを共にしているものを...
吉川英治 「私本太平記」
...一(ひ)トしきりは満座歓宴の乱れだったが...
吉川英治 「私本太平記」
...満座の眼が、すべて彼にそそがれた...
吉川英治 「新書太閤記」
...また聞くうちにも、満座の面々は、やるかたない悲憤と、宋江の救出に気が逸(はや)って、戴宗のことばが終るやいな、「それっ江州へ行け...
吉川英治 「新・水滸伝」
...突拍子もない大声で満座一同をおどろかせた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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