...「渡守さん」は、川や海にかかる渡し場で働く人の肩書きです...
...子どもたちは、毎日学校に通うために、渡守さんに連れられて渡し船で川を渡っています...
...渡守さんが昔話をしてくれる、川沿いの宿は、旅行者に人気の観光地です...
...渡守さんが夜通し苦労して、道路の開通を守り抜いた様子が新聞で取り上げられていた...
...渡守さんのおかげで、子どもたちは安全に学校に通えています...
...そこでさすがの佐渡守も...
芥川龍之介 「忠義」
...」彼は、眼に涙をためながら懇願するように、佐渡守を見た...
芥川龍之介 「忠義」
...板倉周防守(すおうのかみ)、同式部、同佐渡守、酒井左衛門尉(さえもんのじょう)、松平右近将監(うこんしょうげん)等の一族縁者が、遠慮を仰せつかったのは云うまでもない...
芥川龍之介 「忠義」
...つづいて血気の者たちが裸になろうとしていると、渡守の藤野十郎、細村定八が見かねて舟を出してくれた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...よし佐渡守が言つたやうに...
薄田泣菫 「小壺狩」
...この小壺はこのまま御納戸に留めおかれますやうに」さき方から忠興の様子をぢつと見てゐた佐渡守は口を出しました...
薄田泣菫 「小壺狩」
...佐渡守が手塩にかけていたはり通しただけあつて...
薄田泣菫 「小壺狩」
...中川佐渡守(さどのかみ)の領地で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この松平佐渡守の中間部屋に流連荒亡(りゅうれんこうぼう)している...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...渡守の話では、水を飲む力があるうちは、あんなふうにしていて、いよいよ最後だと思うと、川に身を投げるのだ、といった...
久生十蘭 「奥の海」
...一も後任者牧野佐渡守を煩すべきものを遺さなかったが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...渡守(せんどう)はわれわれの姿を見るといきなり小屋から飛び出して...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...大目付は大岡佐渡守...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...大目付は大岡佐渡守...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...以 上四月十三日宮本武蔵佐渡守様と認(したた)めてあった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...これは本多佐渡守(ほんださどのかみ)の著と言われながら...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...この書が佐渡守に帰せられていることは...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...佐渡守のような狂信的なところはない...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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