...「渡守さん」は、川や海にかかる渡し場で働く人の肩書きです...
...子どもたちは、毎日学校に通うために、渡守さんに連れられて渡し船で川を渡っています...
...渡守さんが昔話をしてくれる、川沿いの宿は、旅行者に人気の観光地です...
...渡守さんが夜通し苦労して、道路の開通を守り抜いた様子が新聞で取り上げられていた...
...渡守さんのおかげで、子どもたちは安全に学校に通えています...
...修理が佐渡守に無礼の振舞があったと云う話である...
芥川龍之介 「忠義」
...佐渡守もよく知っている...
芥川龍之介 「忠義」
...」彼は、眼に涙をためながら懇願するように、佐渡守を見た...
芥川龍之介 「忠義」
...佐渡守は、これを見ると、また顔をしかめながら、面倒臭そうに、横を向いた...
芥川龍之介 「忠義」
...佐渡守へ云い切った手前...
芥川龍之介 「忠義」
...土屋佐渡守(つちやさどのかみ)の屋敷の前に小さく「芥川(あくたがは)」と記せるのを見たまふらむ...
芥川龍之介 「臘梅」
...こゝの渡守に甚兵衞といふものあり...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...主人松井佐渡守の手もとまで差し出しました...
薄田泣菫 「小壺狩」
...一番驚いたのは松井佐渡守でした...
薄田泣菫 「小壺狩」
...「…………」佐渡守は黙つてお辞儀をしました...
薄田泣菫 「小壺狩」
...佐渡守はただ板倉の意見をそっくりそのまま自分の名で発表したのに過ぎないのであった...
穂積陳重 「法窓夜話」
...慶長十四年に藤堂佐渡守高虎(とうだうさどのかみたかとら)が率先して妻子を江戸に置くことにしたのを始として...
森鴎外 「栗山大膳」
...渡守(せんどう)はわれわれの姿を見るといきなり小屋から飛び出して...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...生半可(なまはんか)な人物を仲に介するほどならないほうがよい」「いま織田家のうちで重きをなしている方々といえば――まず林佐渡守どの...
吉川英治 「黒田如水」
...ぎょっとするような御英気の閃(ひらめ)きをお見せあるかと思えば――あの林佐渡守などを...
吉川英治 「新書太閤記」
...そのとき、本多佐渡守は、家康へいった...
吉川英治 「新書太閤記」
...以 上四月十三日宮本武蔵佐渡守様と認(したた)めてあった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...本多佐渡守は三河の徳川家の譜代の臣であるが...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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