...彼は渡世人として各地を旅している...
...渡世人のようになって、世の中を知りたいと思っている...
...渡世人の生き様に感銘を受けた...
...渡世人の物語を読んで感動した...
...渡世人のように転々とする生活に憧れている...
...お医者さんに切ってもらったんでございます」「貴様は髪結渡世(かみゆいとせい)だと言ったが...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼は洋風の指物(さしもの)を渡世(とせい)にする男の店先に立って...
夏目漱石 「道草」
...「そんな事になりませうか」「房五郎の身上はどんなものだらう」「あの通りの渡世(とせい)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小博奕(ばくち)を渡世にして居る...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...女たらしを渡世(とせい)にして居る屑(くづ)のやうな男ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こいつは渡世に足を踏込んだ時からの約束事だ...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...安兵衛 やくざ渡世がふるふるお前は厭になった人だろう...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...八丁徳 (憮然として)わし達の渡世は...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...泥棒をもって渡世とするような人間は法をまたずして制裁を加えるのが当然であると結んでいる...
平林初之輔 「誰が何故彼を殺したか」
...小は人々(にんにん)の渡世に利を貪(むさぼ)り...
福沢諭吉 「教育の目的」
...早くも上がってきた頬に刀傷のある目の険しい五十彼是(かれこれ)の渡世人上がりの四谷杉大門の寄席の主へ...
正岡容 「小説 圓朝」
...とうとうほんものの泥棒渡世(とせい)をかせいで...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...只、あの後、どう考えて見ても、長崎屋は、この屋敷の中に、おし込められているに相違ないと思い、今夜、ソッと忍び込み、蔵から蔵をしらべて見ますと、この内部でかすかな人ごえ――のぞいて見れば、案の定、長崎屋は日の目も見られず閉じこめられ、恰度(ちょうど)そこへ、広海屋が、家人の寝しずまった頃を見はからって、嘲弄(ちょうろう)にまいったところ――二人の会話(はなし)を立ち聴けば、いやもう、汚れはてた、浅ましいことばかり――ことさら、長崎表の昔が、口に上り、お互に罪をなすりつけ合ううち、しかも、わたしの目の前で、天が言わせるような言葉ばかり――それを聴いていますうちに、ふと、思いついて、日頃の渡世がら、髪をみだして顔を怖くし、ありあわせた黒い布を身にまとい、おぼろげな灯火(あかり)の光の中にすがたをあらわし、さんざんおどしてつかわしましただけ――しかし、かようなことになろうとまでは、思いもかけぬことでござりました」「いや、因縁だな、応報だな」と、闇太郎は、陰気くさくいったが、急にガラリと語調をかえて、「そりゃあ、もう、悪事を働いた奴が、満足に畳の上で死ねねえのはあたりめえだ、浜川、横山、広海屋、長崎屋――おめえが狙うほどの奴が、手も下さねえのに、ひとりでに、他人の手で亡びて行ったのも、悪人の運勢が、尽きてしまった時が来たのだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...しかし筑波を荒したのが三ン下にしろ渡世人のはしくれだったと...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...こういう魔力のある金に生涯をスリへらしてしまう泥棒渡世も絶えないわけだな...
吉川英治 「江戸三国志」
...煙火師渡世の者は...
吉川英治 「銀河まつり」
...渡世道具のてっぽう笊(ざる)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...悪い渡世(とせい)の足は洗いました!そう叫んでいるのに...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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