...渡り者の無頼漢で亜米利加(アメリカ)へも渡ったことがあるという事でございます...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...誰が見ても渡り者の長脇差...
中里介山 「大菩薩峠」
...また彼等は渡り者であるだけに...
中里介山 「大菩薩峠」
...渡り者のわたしなんぞが...
中里介山 「大菩薩峠」
...渡り者のケチな野郎でございます」「ははあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを渡り者の老仲間に心得があると覚えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...渡り者の老仲間も動くわけにはゆかない...
中里介山 「大菩薩峠」
...渡り者の老仲間が叱り飛ばされました...
中里介山 「大菩薩峠」
...渡り者の老仲間は...
中里介山 「大菩薩峠」
...渡り者の老仲間(ろうちゅうげん)も...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを見送った神尾は、なるほど、見かけだけは立派に六尺豊かの兵隊さんだが、渡り者の寄集め、いざという時、役に立てばいいが、と冷笑して、さて、増上寺の参詣も無事に済ませて、山門を出て見ると、今度は赤羽橋の方から息を切って飛んで来る裸男...
中里介山 「大菩薩峠」
...この適当に要領の良い「渡り者」を...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...金遣いの荒い渡り者...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...」「渡り者といへば俺も渡り者だが……...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...いろ/\御親切に……私共は矢張渡り者で...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...福岡の簀子町(すのこまち)という処に京染悉皆屋(きょうぞめしっかいや)の小店を開いていた渡り者のGという三十男を引っ張って来て間に合わせる事になったが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...表に打ってある標札(しるし)をたしかめながら――実は海部代官所で所も内状も調べてきてはいるのだが――どこまでも不案内の渡り者らしく装って...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...渡り者という輩(やから)...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索