...一生の確信は終始毫も渝ること無かりき...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...古今を通じて渝(かは)らず...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...初めての時と別に渝(かわ)りはなかった...
徳田秋声 「仮装人物」
...二十年來一貫して始終渝る所なく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...然れども彼れの生涯を一貫して渝らざるものは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼は決して裏切ることも渝(かわ)ることもなかった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...渝(かは)らぬ契(ちぎ)りの誰(た)れなれや千年(せんねん)の松風(しようふう)颯々(さつ/\)として血汐(ちしほ)は殘(のこ)らぬ草葉(くさば)の緑(みどり)と枯(か)れわたる霜(しも)の色(いろ)かなしく照(て)らし出(い)だす月(つき)一片(いつぺん)何(なん)の恨(うら)みや吊(とぶら)ふらん此處(こゝ)鴛鴦(ゑんあう)の塚(つか)の上(うへ)に...
樋口一葉 「別れ霜」
...渝(かわ)らざるあなたの友情への感謝のしるしにしたいと思うのです...
久生十蘭 「地底獣国」
...免職と聞くより早くガラリ気が渝(かわ)ッて...
二葉亭四迷 「浮雲」
...心渝(こころがわり)のした者に未練は残らん...
二葉亭四迷 「浮雲」
...結婚の前後一時性の満足は沢山ありましょうが終生渝(かわ)らざる永久性の満足は滅多(めった)にありますまい...
村井弦斎 「食道楽」
...相渝(あひかは)らず穩やかであつた...
室生犀星 「京洛日記」
...足音は相渝(かわ)らず次から次へとつづき...
室生犀星 「幻影の都市」
...少しの渝(かわ)りのないものだ...
室生犀星 「野に臥す者」
...おとなの世界のそれと少しの渝りがないのである...
室生犀星 「めたん子傳」
...その二百十二頼山陽歿後の里恵の操持(さうぢ)は久しきを経て渝(かは)らなかつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...廃嫡の子京水を憐んで交を渝(か)へなかつたのは即此人である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...永遠に渝(かわ)ることのない恋愛だの真実だのと...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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