...彼の反応は淡白だった...
...彼女は淡白な食べ物が好きだ...
...彼は淡白な人生を送っている...
...その会話は淡白でつまらなかった...
...彼の淡白な態度には驚いた...
...富江を淡白(きさく)な...
石川啄木 「鳥影」
...『二人が喧嘩しちや可けないから僕が貰ひませうか?』と吉野は淡白(きさく)に笑ふ...
石川啄木 「鳥影」
...『二人が喧嘩しちや可けないから僕が貰ひませうか?』と吉野は淡白に笑ふ...
石川啄木 「鳥影」
...先樣の奧樣は淡白(きさく)な人で...
石川啄木 「天鵞絨」
...淡白(あはじろ)き吹上(ふきあげ)の水のごと...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...もっと淡白な食物をとり...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...粕漬の濃厚よりも浅漬の淡白を好いている...
種田山頭火 「漬物の味〔扉の言葉〕」
...温雅淡白よりも豊艶爛熟を喜ぶ白秋氏...
種田山頭火 「夜長ノート」
...淡白(さっぱり)したもんです」「それにしたって...
徳田秋声 「あらくれ」
...小淡白(こざっぱり)と手入れの往き届いた前庭を横切って表玄関(フロント)の鈴を押すと...
牧逸馬 「双面獣」
...それにしてもその慎ましやかさや平穏を希ふ状態などが叙述の点で淡白の趣にも達せず砂を噛む不足を覚ゆるのであつた...
牧野信一 「月評」
...事実でも物質に関しては妙に淡白で...
牧野信一 「円卓子での話」
...その屋根を重ねた所が淡白であって...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...西洋には稀に見る淡白謙虚な人である...
南方熊楠 「十二支考」
...淡白らしく云った...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...淡白な気分で人々に対することを学んでいる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...淡白(あッさり)していて...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...とにかくほかの事とは違うからね」吉良節太郎はつとめて淡白な調子で云った...
山本周五郎 「つばくろ」
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