「涵養」の意味
自然に養い育てること
「涵養」の例文(場面別)
- 教育子供の情操涵養のために絵本の読み聞かせを続けている
- ビジネス新人研修は人材涵養の重要なプロセスと位置付けている
- 自然保護この湿地帯は多様な生物を涵養する役割を果たしている
小説での「涵養」の使い方
...教育は、精神文明を涵養するためのものである...
...堤防改築のことはどうした? 水源涵養はどうしたのか...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...一方には商法に関する一般の知識を涵養せしむるように監督をなし...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...水源涵養の道今や爲に全く絶え...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...初めて外国語に対する趣味と理解力とを涵養(かんよう)せられたのに違いありません...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...当時漸く盛んになりつつあつた日本精神の探索とその涵養のために...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...国語の認識を通してする国民精神の涵養に対する寄与を特に強調したのであるが...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...豊富な空想力を涵養しなくてはならぬ...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...芸術の信念を涵養(かんよう)するに先立ちてまづ猛烈なる精力を作り...
永井荷風 「矢立のちび筆」
...何所でこの思想を涵養したか不明である...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...科学精神を涵養したり...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...吾人に大切な涵養物(かんようぶつ)を奪われたると一般で日に日に痩(や)せ果(は)てるばかりであります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...子供の夢を涵養し...
萩原朔太郎 「童話と教育について」
...その平生(へいぜい)涵養(かんよう)停蓄(ていちく)する所の智識と精神とに因(よ)るべきは勿論(もちろん)なれども...
福田英子 「妾の半生涯」
...(ロ)水源(すいげん)の涵養(かんよう)...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...然して吾等は恐怖の情を涵養すべく屡々絶望の谷をのぞくべきである――俺はそんなことを呟いた...
牧野信一 「ベツコウ蜂」
...湖底湧泉のみによって涵養される湖沼であるが...
武者金吉 「地震なまず」
...深き人格を涵養するは日本国を高め...
矢内原忠雄 「帝大聖書研究会終講の辞」
...全く茶道に涵養(かんよう)されたものだと云ってよい...
柳宗悦 「工藝の道」
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