...教育は、精神文明を涵養するためのものである...
...その涵養(かんよう)せる新智識と独得の才気を以て各種の事業を企て...
大隈重信 「東洋学人を懐う」
...美しき道徳の根源はここに涵養(かんよう)される...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...堤防改築のことはどうした? 水源涵養はどうしたのか...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...師範大学では「特に教育者たるの人格の養成及び観念の涵養に力むること」になるそうである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...学校外に於ても学生生徒の徳性涵養に留意するそうである...
戸坂潤 「社会時評」
...そのままでは常識の涵養にならぬように思うが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...豊富な空想力を涵養しなくてはならぬ...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...人は直ちに理智の涵養に取掛かればよいのだし...
中原中也 「感情喪失時代」
...涵養(かんよう)を受けるので...
夏目漱石 「創作家の態度」
...吾人に大切な涵養物(かんようぶつ)を奪われたると一般で日に日に痩(や)せ果(は)てるばかりであります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...独(ひと)り教育のみならず実業においても涵養(かんよう)すべきものであると思う...
新渡戸稲造 「自警録」
...この観念の涵養(かんよう)は漫(みだ)りにくりかえすことによりて目的を果たし得るものでない...
新渡戸稲造 「自警録」
...思想等を涵養(かんよう)し...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...会員意識の涵養に全力を集中するにいたった所以(ゆえん)である...
野呂栄太郎 「三田社会科学研究会」
...子供の夢を涵養し...
萩原朔太郎 「童話と教育について」
...こうしたことも結局郷土人に科学の知識を涵養しようとする私の努力だったのです...
牧野富太郎 「植物記」
...こうしたことも結局郷土人に科学の知識を涵養(かんよう)しようとする私の努力だったのです...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...怠らない讀書と良識の涵養とか...
吉川英治 「折々の記」
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つまらない面白くない いらっしゃる ひきのばし
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