...徒らに範囲拡大のために力を消耗することは...
石原莞爾 「最終戦争論」
...肉体の労働よりも余計早く体力を消耗する...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...電池を消耗するから時報と天気予報以外は聞かないのだという...
寺田寅彦 「小浅間」
...一オンスずつのエネルギーが消耗するのだと云うような恰好であった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...体力をも脳力をも消耗するだけで...
豊島与志雄 「憑きもの」
...そして心身を消耗すること...
豊島与志雄 「どぶろく幻想」
...直ちに消耗するそのあわれな力をもって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...長い期間には消耗するが...
中谷宇吉郎 「北国の春」
...わが精力を消耗するために...
夏目漱石 「思い出す事など」
...われ/\は××の名の下にどんなに愛撫したことだらう!この旗を僕のマンフレッドはユングフロウの思索の窓に掛けた祖国をはなれた緩衝帯の陰謀的生活は第七の天国と同じく第七の魔女をカルナボリを消耗するほどの誇張的昂奮と独身めくほど強烈な浪漫的衣裳とでのしかゝりながら熱愛したのだ!この旗を 僕のドンジュアンは世界を僕のハアロウにする旗じるしとした僕は脂粉やけのした婆あや...
槇村浩 「長詩」
...肉体を消耗するようなことに耽るほうが...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」
...それ以上の力こぶは入れても事情は改善されぬと見きわめないと徒らな精力を消耗するのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この炎は腕の力を鈍らせ消耗する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...消耗する如き品物に力を注ぐべきではない...
柳宗悦 「樺細工の道」
...あらゆる方向から財産を消耗する事になるのですから...
夢野久作 「狂人は笑う」
...一州を奪るにもどれほどな兵力と軍需を消耗するものか...
吉川英治 「三国志」
...たいへんな数を消耗する...
吉川英治 「私本太平記」
...非常なる気力と体力を消耗するにちがいない...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利!手書き漢字入力検索