...三人の盗人(ぬすびと)が宝を争っている...
芥川龍之介 「三つの宝」
...「おい寝べえ」「兄(あん)さん先に寝なよ」「お前寝べし‥‥あしたまた一番に起きるだから‥‥戸締まりはおらがするに」二人はわざと意趣(いしゅ)に争ってから...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...各国は争って新聞にそのことを報道し...
海野十三 「宇宙戦隊」
...その瞬間自分が今争っているのは...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...悪魔のように争ってきた...
サキ Saki 妹尾韶夫訳 「第三者」
...二匹のゴリラはここでこの婦人を争って...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...人々は、刀を、周章てて、争って、取ると、誰も、眼を光らせて、誰も、怒ったように沈黙して、狭い廊下から、襖を叩き開けて、庭へ飛び降りて、走り出した...
直木三十五 「南国太平記」
...男も女も争って見に行き...
野上豊一郎 「闘牛」
...秋川の親子がなにを争っていたのか知らないが...
久生十蘭 「あなたも私も」
......
山之口貘 「鮪に鰯」
...先を争って天幕(テント)を張(は)りまわすと...
夢野久作 「狂人は笑う」
...先を争ってこの新しい傾向に共鳴した...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...そこらの農家へ争って入りこんで行った...
吉川英治 「三国志」
...諸国の武家豪族どもが争って...
吉川英治 「新書太閤記」
...先を争って天王山の先登(せんとう)を競っていたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...わしは流人(るにん)だ」争っているところへ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...彼らは争って逃げるが...
吉川英治 「親鸞」
...剃刀(かみそり)のように研(と)げて争っている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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