...彼女は浮足立って歩いていた...
...彼は浮足立ったように振舞っていた...
...浮足立っているように見えるけれど、実は非常に落ち着いている...
...彼は浮足立っているところに仕事の連絡が入り、すぐに落ち着きを取り戻した...
...今日は何だか浮足立っている気がする...
...はっと思って浮足で飛び退(すさ)った...
泉鏡花 「海の使者」
...浮足に目も上(うわ)つき...
泉鏡花 「海異記」
...軍医長の心も浮足立っていたし...
梅崎春生 「赤い駱駝」
...それがいやなら道をあけて通しやがれ」この猛烈なる悪態(あくたい)で浮足立った人が総崩(そうくず)れになって...
中里介山 「大菩薩峠」
...浮足立った残りの胡兵に向かって...
中島敦 「李陵」
...モルガンが浮気する――そんな噂(うわさ)に浮足たって...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...遽かに人も街も浮足立つて来た...
原民喜 「壊滅の序曲」
...「被服支廠から真先に浮足立つたりしてどうなるのだ」と...
原民喜 「壊滅の序曲」
...遽(にわ)かに人も街も浮足立って来た...
原民喜 「壊滅の序曲」
...何もかも浮足(うきあし)になって一寸(ちょい)とも落付(おちつ)かぬ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...飛びそうに浮足立って居る...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...浮足が立っているから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...浮足をして分れたり...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...かれらは浮足だって崩れだした...
山本周五郎 「さぶ」
...しどろもどろの浮足となる...
吉川英治 「剣難女難」
...こう浮足立てる理由はない...
吉川英治 「新書太閤記」
...今暁(こんぎょう)からの味方の浮足は見るにたえないものだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...こちらの浮足を衝(つ)いて来ることも...
吉川英治 「茶漬三略」
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