...」父は浮かない顔をしながら...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...お絹(きぬ)の夫の三人が浮かない顔を揃えていた...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...浮かない顔をして...
伊藤左千夫 「春の潮」
...行つて見るかい?」「あまり有難くありませんね」徳次郎は浮かない顔付で答へた...
犬養健 「朧夜」
...どうしてよりつけるものですか」と言って浮かない顔をした...
田中貢太郎 「蓮香」
...昨夜また脱線したとかで浮かない顔をしてゐる...
種田山頭火 「其中日記」
...久美子は浮かない顔で考えこんでいたが...
久生十蘭 「肌色の月」
...ただ一人で浮かない顔をして帰ってきた...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...小半次だけは浮かない顔...
正岡容 「わが寄席青春録」
...いえ……(離れた所をついて来る)敏行 浮かない顔をするなあ...
三好十郎 「樹氷」
...譬(たと)えば一家の主人が黙って物を考えて何か浮かない顔をしていたら妻君が心配して貴郎(あなた)どうかなさいましたかと尋ねるだろう...
村井弦斎 「食道楽」
...兄嫁のおぬひは(自分の口から出たことなので)心配そうな浮かない顔をしていたし...
山本周五郎 「竹柏記」
...いちど向うで坐ってからにして呉れ」六の一孝之助は浮かない顔つきで...
山本周五郎 「竹柏記」
...溜息をついては浮かない顔をしていた...
山本周五郎 「百足ちがい」
...その浮かない顔へはなしかけた...
吉川英治 「私本太平記」
...黙然(もくねん)と浮かない顔で腕ぐみに沈んでいたが...
吉川英治 「親鸞」
...「土肥君か」あまり浮かない顔だった...
吉川英治 「松のや露八」
...不安な浮かない顔つきになって...
吉川英治 「宮本武蔵」
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