...火浣布(かかんぷ)...
石原純 「平賀源内」
...滋養浣腸(じようかんちょう)をしよう...
海野十三 「俘囚」
...彼は浣腸と人工的給食の使用を理解していた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...其秘術を得(え)ば小女子も火浣布を織るべし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...おなじ時おなじ村つゞきにておなじ火浣布の奇工(きこう)を得(え)たるも一奇事なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...火浣墨を以て火浣紙に物をかき...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...火浣布も火浣紙も火災(くわさい)の供(そなへ)には憑(たのみ)がたし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...わが家に来りて炊爨(すいさん)浣滌(かんでき)の労を取り...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...なるべく病人を楽にするという主意からまた浣腸(かんちょう)を試みるところであった...
夏目漱石 「こころ」
...「じゃもう一度浣腸(かんちょう)しましょう」浣腸の結果も充分でなかった...
夏目漱石 「明暗」
...ある人種は原始的な器具で浣腸を行い...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...吐剤、下剤、浣腸薬、は病気の発生を管理する基本原則に従って“materia peccans”〔ペカン:訳者、病気を引き起こす物質:整理者〕を除くために使われた...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...外用(浴、軟膏塗布、硬膏、湿布、燻蒸、吸入、うがい、くしゃみを起こさせる、浣腸、座薬、尿道および膣への注入、瀉血、など)は非常によく行われている...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...浣腸をするための装置は浣腸袋(動物の膀胱または皮革で作った袋)と先の尖った金属...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...薬草の採集に火浣布(かかんぷ)の製造...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...浣熊(あらいぐま)や狐や熊などの毛皮外套であろうが...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...そのほか浣腸(かんちょう)沐浴(もくよく)は言ふまでもなく...
正岡子規 「病牀六尺」
...会主鳩渓の出品になる珍しい火浣布(かかんぷ)とか...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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