...流石にその値段は高すぎるね...
...彼女は流石の美人だ...
...流石に今日は寒すぎる...
...彼は流石に賢い。 (kare wa ryuusen ni kashikoi.)...
...流石に時間がないから、急がなくちゃ...
...流石に富江も狼狽する...
石川啄木 「鳥影」
...『頭痛が癒りましたか?』と竹山に云はれた時、その事はモウ全然忘れて居たので、少なからず周章(どぎまぎ)したが、それでも流石、『ハア、頭ですか? イヤ今日は怎も失礼しました...
石川啄木 「病院の窓」
...「ウーム」と流石(さすが)の覆面探偵も呻った...
海野十三 「恐怖の口笛」
...流石(さすが)に老練なアナウンサーも...
海野十三 「空襲葬送曲」
...と思えば流石(さすが)に少し...
太宰治 「帰去来」
...式部は流石(さすが)に見るに見兼ね...
太宰治 「新釈諸国噺」
...けれども流石(さすが)に...
太宰治 「正義と微笑」
...私も流石にとしをとつて少しは遠慮といふ事を覚えて来たせゐか...
太宰治 「津軽」
...流石に好い気持はしなかった...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...流石にここでは嬌羞(はにか)みながら話は進んだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...流石に手術を前にして...
外村繁 「落日の光景」
...流石の私もこのように亢奮している夜に...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...流石(さすが)に此離縁法の無理なるを自覚したることならん...
福沢諭吉 「女大学評論」
...流石(さすが)は大家と謂われる人程あって...
二葉亭四迷 「平凡」
...流石(さすが)のAも震え上ったのでしょう...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...「……放ったらかしといても……よくはないでしょうか」この大胆な放言には流石(さすが)の私もどきんとさせられた...
夢野久作 「暗黒公使」
...「……どうして欺されているのでございましょうか」こう尋ねられるとストーン氏は流石(さすが)に気の毒に堪えぬという態度になった...
夢野久作 「暗黒公使」
...流石(さすが)は独逸の学者だけあると感心しながら……...
夢野久作 「幽霊と推進機」
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