...流石にその値段は高すぎるね...
...彼女は流石の美人だ...
...流石に今日は寒すぎる...
...彼は流石に賢い。 (kare wa ryuusen ni kashikoi.)...
...流石に時間がないから、急がなくちゃ...
...流石(さすが)に御驚きになつたやうでございました...
芥川龍之介 「地獄変」
...どうにも手のつけようのない謎の大図譜!流石(さすが)の帆村探偵も...
海野十三 「流線間諜」
...明智の変装は流石に手に入ったもので...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...流石の伯父さんも...
江戸川乱歩 「黒手組」
...」――流石は教育者で...
薄田泣菫 「茶話」
...しっかりやって頂戴(ちょうだい)」姉は流石(さすが)に女の気もやさしく...
竹久夢二 「おさなき燈台守」
...流石(さすが)に君も苦笑するだろう...
太宰治 「パンドラの匣」
...ソレトモ流石ニバツガ悪イノデ一人デ二階ニ引ッ込ンデイルノカ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...流石(さすが)に怒(おこ)り出した...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...水を見つめて居ると流石に凄い...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...かうした小説嫌ひの僕であるが、それでも流石に、興味をもつて讀む作品もある...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の追憶」
...東劇の舞台は流石気持よし(20)...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その他流石外人相手だけに...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...流石(さすが)に領事もこんな純情な少女を弄(もてあそ)んだピンカートンの味方になることが済まないような気がして...
三浦環 「お蝶夫人」
...この事実を初めて発見した時には流石(さすが)の私も首をひねらせられた...
夢野久作 「けむりを吐かぬ煙突」
...又怪しくなって来たのです」「……と仰言(おっしゃ)ると……」と流石(さすが)の熱海検事も私の言葉に興味を感じたらしく眼を光らした...
夢野久作 「暗黒公使」
...流石に私の聲を聞いて走り出すまでにはならなかつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...流石にわが母も笑はなかつた...
若山牧水 「古い村」
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