...中世紀の派手好みな君主たちはうまい洒落のストックを絶やさぬために見榮も外聞もすてて侏儒や不具者を召しかゝへた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...非常な派手好みで...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...男女の衣裳に区別がない程一般に派手好みの服装が流行して居たのだ...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...派手好みの豪奢(ごうしゃ)な人であったから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...渾良夫(こんりょうふ)はもともと小姓上りとて派手好みの伊達男である...
中島敦 「盈虚」
...リストはそういった派手好みで...
野村胡堂 「楽聖物語」
...娘のお才が派手好みなので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...娘のお才が派手好みなので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人によってはかえってお菊の派手好みなのより良いという人があるでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人によつては却つてお菊の派手好みなのより良いといふ人があるでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いつも派手好みで...
堀辰雄 「ほととぎす」
...両親が大変な派手好みだつたから...
牧野信一 「熱い風」
...派手好みな、嬌慢な咲子の美しい姿が、もう彼の手のとゞかないところで、古い夢のやうに煙つてゐた...
牧野信一 「鏡地獄」
...お父さんが派手好みで...
三浦環 「お蝶夫人」
...割烹家出身で江戸ッ子だけに寂びより派手好み...
山本笑月 「明治世相百話」
...その令嬢は和装で女優かと見える派手好みであった...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...彼らしい派手好みな陣装(じんよそお)いは...
吉川英治 「私本太平記」
...大将義貞の派手好みにもよるが...
吉川英治 「私本太平記」
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