...単に死者の名前と生国とを...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...日本は余の生国にして余の全身はこの国土に繋がるるものなれば余のこの国に対する感情の他国人に勝るは当然なり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...だれもその生国を知ってる者はなく...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...生国(しょうこく)...
直木三十五 「大岡越前の独立」
...生国(しょうごく)と申しまするは...
中里介山 「大菩薩峠」
...半兵衛の生国や旧主を何にかの話の序(ついで)に漏したことはないのか」「そればかりは申しませんでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こんどはハムレットの生国のデンマークの研究にかかり...
久生十蘭 「ハムレット」
...入り口へ宿泊人の生国と名前を小さく木札へ書いて提示してある...
正岡容 「わが寄席青春録」
...すげ笠の生国名のれほとゝきす小舟をしたてゝこゝを出づ...
正岡子規 「かけはしの記」
...その生国なる楚に討ち入り...
南方熊楠 「十二支考」
...われらが生国日本における民族生活の推移と...
宮本百合子 「『くにのあゆみ』について」
...役人は生国(しょうこく)不明と認めて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...生国常陸(ひたち))儀...
山本周五郎 「ひとごろし」
...いちいち姓名や生国や...
吉川英治 「三国志」
...生国は奥羽本荘とだけで...
吉川英治 「私本太平記」
...――生国にもいられず...
吉川英治 「私本太平記」
...生国(しょうごく)の名をとって...
吉川英治 「親鸞」
...「何処とて、的(あて)もなく歩く修行者でござる」「的(あて)もなく?」と、咎(とが)め立てして、「修行するという的があるではないか」「…………」苦笑を見せると、「生国は?」と、たたみかける...
吉川英治 「宮本武蔵」
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