例文・使い方一覧でみる「洶」の意味
スポンサーリンク...易水剣を按ずる壮士は慷慨激越して物情洶々（きょうきょう）... 
内田魯庵 「四十年前」
...人情洶々（きょうきょう）...
田中貢太郎 「続黄梁」
...而（しこう）して内国の人心は洶々（きょうきょう）として...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...人心も何となく洶々（きょうきょう）たらんばかりの有様とはなりぬ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...その二十二貫小山のごとき体格と常に怡然（いぜん）たる神色とは洶々（きょうきょう）たる三軍の心をも安からしむべし...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...物情洶々として形勢穩かならざるや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦（抄）」
...物情洶々として形勢穏かならざるや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦（抄）」
...広大なる思潮の洶湧（きょうよう）は十九世紀に固有のものであり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...波濤洶涌（はとうきょうよう）の間に...
中里介山 「大菩薩峠」
...聖ロツキユウス町ではまだ人心が洶々（きよう／＼）としてゐると云ふ事...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...金の覆輪を置いた黒い物々しい雲の洶湧（きょうよう）...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...いまだ日を竟（お）えざるにその地横に潰（つい）え水勢洶々（きょうきょう）たり...
南方熊楠 「十二支考」
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