...全国蚕業家の注目するところとなって...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...日本精神を説くものが遠い過去にのみ注目するのは何故であるか...
津田左右吉 「日本精神について」
...今彼に注目すると...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...そして車掌の方では鋏穴ばかりを注目するのだから止むを得ないというのである...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...まずこの点に注目する必要があるのだ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...今日のジャーナリズムのブルジョア階級性に注目する余り...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...今この点に注目するならば...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...実は一応もっと漫然とした復古主義のことだということに注目する必要がある...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...この点を根本的に注目する必要が現在あるのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...例の社会学的インテリ論と本質上の一致を有っていることに注目することが大事だ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...認識に於ける風俗の役割を注目するのでなければ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...この時分から少しづゝ注目するやうになる...
長塚節 「竹の里人〔一〕」
...一つも注目するに足る事件無し」とのみ記して...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...今日の青年の我知らず吐露している心理としてそこに注目するべき何かがある...
宮本百合子 「家庭と学生」
...わたくしはここに清蔵が主を諫めて去った人だという事実に注目する...
森鴎外 「渋江抽斎」
...一時空(くう)を視(み)ていた母が今は人の面(おもて)に注目する...
森鴎外 「渋江抽斎」
...世界の注目するところのものであることから...
山之口貘 「沖縄帰郷始末記」
...ただ孔子の最も古い伝記が孔子の革新家たることを描いておらぬという点に注目するのである...
和辻哲郎 「孔子」
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