...他の一端を泥鰌(どじょう)の首に結びつくるべし...
海野十三 「科学者と夜店商人」
...少し荒っぽい方では泥鰌(どじょう)をすくう...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...泥鰌(どじょう)を取ったり……お君ぁ...
中里介山 「大菩薩峠」
...心配せんとついて来まっせ」空駕籠をかついで仲町(なかまち)から飯倉片町(いいぐらかたまち)のほうへやって来ると、おかめ団子(だんご)のすじかいに、紺暖簾(こんのれん)に『どぜう汁』と白抜にした、名代の泥鰌屋...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...泥鰌鍋のほかに駕籠宿もやっているので...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...五位鷺(さぎ)のプロムナアドは泥鰌(どじょう)の悩み...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...ミミイ嬢は好物の泥鰌(どじょう)の頭を喰べかけたまま...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...二尺あまりもある泥鰌髭をのばした伝令兵が...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...めぼりで捕った泥鰌(どじょう)と...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...『泥鰌(どじょう)を持って参りました...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...そんな事』『泥鰌は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...泥鰌(どじょう)のほうは...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...一つ所に泥鰌(どじょう)のようにかたまり合っていた...
吉川英治 「茶漬三略」
...介三郎は泥鰌(どじょう)の群をたたきつぶして通った...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...この大将の泥鰌(どじょう)ひげが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...城太郎は泥鰌(どじょう)のようになって...
吉川英治 「宮本武蔵」
...泥鰌(どじょう)も...
吉川英治 「宮本武蔵」
...(泥鰌を分けてくれぬか)といった自分の心ない言葉が武蔵は恥ずかしく思い出された...
吉川英治 「宮本武蔵」
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