...そして大威張りで土地(ところ)一番のブラツクストンホテルへ泊つた...
薄田泣菫 「茶話」
...夜はひとり出かけて飲んだ、そして泊つた、酒はよくなかつたが宿はよかつた...
種田山頭火 「其中日記」
...つい泊つてしまふ(安くて良い宿を見つけたものだから)...
種田山頭火 「其中日記」
...埴生で泊つた、まだ早いけれど、歩けば歩けたが(行程七里)...
種田山頭火 「道中記」
...柴垣の奥の古い汚い茅葺家(かやぶきや)に来て泊つて行つたことなどもあつた...
田山花袋 「朝」
...瑞西あたりの山のホテルを想はせるやうな帝国ホテルは外側から観賞しただけで梓川の小橋を渡り対岸の温泉ホテルといふ宿屋に泊つた...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...僕も三日といふもの碌々病院にも居ないで其家へ泊つて居た...
長塚節 「開業醫」
...相川の町では木賃のやうな宿へ泊つて流石に懲り/″\したのであつたから此所では見掛の一番いゝ宿へ腰をおろした...
長塚節 「佐渡が島」
...博勞は此の夜も余と共に泊つてしまつた...
長塚節 「佐渡が島」
...でも時々は泊つて來ることもありますが――」駄菓子屋の親父の話を聽き乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...明神下の俺の家へ泊つた筈だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さうさして貰へば有難いですよ」泊つてもいゝとなると...
林芙美子 「雨」
...泊つて……いけないかしら...
林芙美子 「浮雲」
...小さい旅館へ泊つた...
林芙美子 「淪落」
...その二人をそのホテルに泊つてゐる兄弟で...
堀辰雄 「萩の花」
...好い加減に行きついた駅路の宿に泊つて御覧! 斯う云つて君は...
牧野信一 「断想的に」
...この春芥川君が来て泊つたお亭を覗いてみたが...
室生犀星 「名園の落水」
...「だから今夜泊つて明日朝早く歸ればいゝぢやないか...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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